お父さんは時代小説が大好き: 吉野朔実劇場

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  • Amazon.co.jp ・本 (83ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784938463588

感想・レビュー・書評

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  • 吉野朔美氏による、マンガ版読書エッセイ集。

    「イナバの白うさぎの話で、ウサギが騙して海を渡ったのは?」
    という問いに対し、
    (そういえば…?)と、頭を悩ませた。

    ワニだったような、
    サメだったような?

    正解を見て仰天。

    こんな生き物の存在を、
    あたりまえに認めていた幼い自分を愛おしい!と、思ってしまった。(^^;

    気になる方は
    「古事記」(岩波文庫より)のご一読をぜひどうぞ。

  • 本は心のごちそう。さまざまな分野の本を、マンガや対談を通してさまざまな楽しいエピソードを盛りこみながら親しみやすく紹介。本を生活の中の一場面において、ストレートな感性で綴る。(アマゾン紹介文)

    面白かった!
    すっきりとした奇麗な絵に、本に対するあれこれ。
    選ばれている本も(多分)偏りがなく、自身が読んだことのあるものは共感したり、ないものは気になったり。
    続刊もあるようなので、探してみます。

  • 20180104

  • エッセイ。読書。漫画。
    吉野さんの本に纏わる日常。

  • 年末に帰省したとき、昔の荷物を何とかしろと言われて箱を開けたら出てきた。今となっては古い本が多いし、趣味も相当違うが、それでもおもしろそうな本が紹介されている。読みたい本がまた増えてしまった。「『いまさらアンドロイドが電気羊の夢をみるか?』」(24ページ)に、「二十歳前に読んでいたらディックを読みあさっていたかもしれない。夢中になっていたかもしれない。」という一節がある。ディックは、今読んだらどういう印象を受けるだろう。吉野朔実は、その後、「アルジャーノンに花束を」を読んだのだろうか。

  • 本についての本です。本の雑誌に連載されていたものです。題名は、その中の一編で、様々な、それほど固くない本が紹介されています。

  • 2016/08/01 読了

  • 本と映画が大好きな吉野朔実さんによる、コミックエッセイおよび著名人との対談を収録した「吉野朔実劇場」第1巻。
    訃報をきっかけにシリーズ初読了、と思いきや既に6巻読了だとは。文豪の似顔絵やさまざまな犬種の紹介を見てやっぱり絵上手いなと感じた。またご友人らとの楽しい会話もクスッと笑え、未読の作品もつい手に取りたくなる。『飛ぶ教室』はやっぱり読まなくちゃいけないと再認識。本好きあるあるのネタも満載で大満足。対談すべてと「この本によって自殺者は増えるだろうか?」は代表作『少年は荒野をめざす』を彷彿させるものだった。

  • 新聞でしったこの著者の作品を何か読みたくて借りた1冊。
    一気に読んでしまいました。
    次の作品も探してみたいです。

  •  分からないことや思い出せないことがあったら図書館や本屋さんで答えを探したり、一冊の本から派生して本を読んだりと、吉野さんの本との接し方は素敵だなぁと改めて思った。また、本の感想を言い合ったり、本をおすすめしあったりするお友だちが周りにたくさんいらっしゃるようなのも羨ましく思う。読書好きあるあるもたくさん入っていて、「本屋で見かければ気になるがいつでも読めると思うといつまでも読まないのだった。」という言葉に特に共感した。

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