子育てハッピーアドバイス 大好き!が伝わる ほめ方・叱り方2

著者 :
  • 1万年堂出版
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感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784925253475

作品紹介・あらすじ

「どうしても怒ってしまう…」悩み解決Q&A。

感想・レビュー・書評

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  • ・甘やかすと甘えさせるは違う。
    ◯甘えさせる→どうしてもできないことを手助けする、情緒的な要求に応える。
    ×甘やかす→自分でできるのに、大人が手を出してしまう、物質的な要求に言われるがままに答える。

    ・できているところを褒める
    (できてないところは、目をつぶる)



    ・子どもが叩くとき
    ①自分の思い通りにならないとき、その気持ちのもやもやをうまく表現できないために叩くことがある。
    ②関わりの1つとして叩くと言う行動をとることがある

    →自分はいい子でなくても見捨てられないと言う安心感が自己肯定感が育つのに必要




    ・テレビ、パソコンは子どもにとって完全な受け身なので、見せっぱなしはコミニケーション能力が育ちにくくなる

    →一緒に見て笑ったり、体を動かしたり話しかけたりする



    ・兄弟喧嘩をして人間関係を学ぶ

    ①ルールを決めておく。
    暴力はいけない。
    片方が泣いたらやめなど

    ②そこまできたら喧嘩をおしまいと宣言して2人を引き離す。

    ③その上で、上の子に事情を聞く(共感する)

    ④次に下の子の事情を聞いて共感する。


    そしておやつでも食べようか!
    と気持ちを別のほうに向けるだけで、喧嘩が収まることもある。


    ※喧嘩をしないように諭す事でも悪い方を罰するすることでも仲直りさせることでもなく、
    お互い話を批判せずにたっぷり聞くこと


    ・兄弟を褒める時に、十把一絡げに抽象的に褒めるのではなく、1人ずつその長所を褒めること


    ・子どもが謝れない時は、これからは気をつけてねとだけ伝える(無理に謝らせようとしなくてOK)


    ・子どもによって甘えを求める具合は違うので、受け止めて、よし


    ・生意気な口を聞くようになったのも、子どもの心の成長の証
    意見や意志を持ち始めた証拠

    翻訳が必要

    うざい、死んで欲しい→構わないでね★
    消えてくれる→ちょっとあっちへ行ってね。
    ぶっ殺す→怒ってるんだよ
    クソババア→お母さん


    ★子どものことを注意されただけで、だめな親だと言われたように落ち込む。
    →子どもの心配なところが全部母親のせいかというと、決してそうではない。母親の育て方が悪いと言うこともないし、お母さん自身を否定するものでもない。こうした気持ちを持つのは、
    それだけちゃんと子どもを見ているからであり、そういう自分をぜひ認めてあげて欲しい。

    ちなみに、一卵性双生児の研究で、
    性格の形成に影響するものを調べたら、
    遺伝が約50%
    親、友人などの人間関係、病気などの物理的環境が関与した割合は30から35%
    母子関係が影響しているのはせいぜい10% と言う結果も。
      

    ★自己肯定感が低いと親の自分が思ったら?
    →今からでも親の自己肯定感を高めることができる。
    身近に相談できる人を持つことが大切。(自分のことをちゃんと認めてくれる人、褒めてくれる人を選ぶ)

    ①できないことよりできていることに注目する。
    ②できて当然でなくてできなくて当然と見ていく。
    ③比較するなら、以前の自分と

    自己肯定感が低いからダメだと余計自己否定するより自己評価が低くても大丈夫と開き直った方が良い。


  • 甘えた人が自立する
    自立と依存をいったりきたり。あくまで、子供のペースで。
    情緒的欲求には応える。モノで満たしてはいけない。自分で出来ることは手を出さない。
    できているところを褒める
    身体を叩くから、言葉による発散にかわる
    1歳半くらいから自己主張が始まり、反抗しても見捨てられない、大丈夫という安心感を得たい
    2歳以下の子供はテレビ見せない。コミュニケーションできなくなる
    けんかしたら双方の言い分を聞いて引き離す。仲直りのきっかけを作る
    具体的にそれぞれほめるーきょうだいでお互いに、尊敬する
    謝らないときは、これからは気をつけてね
    おめでたい人になる。好意的に受け取ってありがとう
    異年齢との外遊び重要
    打たれることで強い刃になるが、無闇矢鱈に、打てば逆にボロボロの刃になる
    厳しいしつけで心の鎧を被ってしまう
    本当の強さは、人を信頼し人に助けを求められること
    性格形成は50%遺伝、35%環境、10%母子関係
    できなくて当然
    他の親でなく以前の自分と比較する

  • 1y4m保育園でのお友達とのかかわりが心配で購入
    噛んじゃうことはよくあることである意味お互いさまではあるけれど、
    まず止める→噛んだらイタイイタイだよ→お口で嫌だって言おうね の流れに持っていけるように促したい

    甘えさせるのは信念がないと難しいのかもしれない
    甘やかすじゃないかな、甘えん坊に育っちゃうんじゃないかな、という不安を経て甘えさせるのはなかなか大変だ

  • 子どもに虐待したくないから丁寧に読んだ。
    旦那にも優しくできるようになりたい。

  • 具体的な事例。

  • 子育てにおいて「子どもをほめる」ことによって、自己肯定感を育てることが子どもの発育に重要であることを説いた本です。前巻では概念的な話が主だったとのことですが、本書では親から寄せられた質問に対して、Q&A形式で具体的な解決策を提示しています。

    私は前巻を読まずに本書を読みましたが、特に幼少期において子どもの自己肯定感を育てることが重要であることを十分に理解できました。イラストやマンガの説明がありとても分かりやすいですが、マンガについてはこんなにうまくいくかなと思うこともしばしばありました(笑)

    ほめて育てることは親にとっても忍耐力がいることだと思いますが、チャレンジしていきたいと思います。

  • 地区センターで借りた本。

    子どもも親も『ほめる』『認める』ことをスタンスにして話を進めている。子どもと接していて、うっかりやってしまいがちな対応が悪い例として出ていて反省。自分の親のときにこういう対応をやってほしかった…とうらやましくも思った。

    今度、『1』も借りてみたいです。

  • 非常に分かりやすい。実践するのが難しいほど、当たり前のことが多いが、是非実践してほしいし、悩む保護者にオススメの一冊。

  • 「どうしても怒ってしまう……」 悩み解決Q&A ―
    http://www.10000nen.com/book/HAhomeshika2/HAhomeshika2.htm ,
    http://www.happyadvice.jp/

  • 感想
    自己肯定感を育てたいと感じた。

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著者プロフィール

心療内科医。京都大学医学部卒業。国立京都病院内科、名古屋大学医学部附属病院精神科、愛知県立城山病院を経て、真生会富山病院心療内科部長。NPO法人子どもの権利支援センターぱれっと理事長、富山県虐待防止アドバイザー、一般社団法人HAT代表理事。専門は精神病理学、児童思春期精神医療。全国で「認定子育てハッピーアドバイザー養成講座」を開講し、人材育成に当たる。著書は、シリーズ累計500万部を超える『子育てハッピーアドバイス』など多数。

「2022年 『読んでみない? からだのこと。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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