子育てハッピーアドバイス 大好き!が伝わる ほめ方・叱り方

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  • 1万年堂出版
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感想 : 90
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784925253420

感想・レビュー・書評

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  • 伝えたい内容は良いと思うし、わかりやすい文章と漫画で育児の合間にも読みやすい。
    でも、でも、文章も漫画も何でほぼほぼ母親だけが育児してる設定なんですかねー!
    父親は母親をよしよしする係扱い。それ父親にも母親にも失礼じゃない??

  • よい例と悪い例どちらも漫画があって読みやすい
    大人もやられて嫌なことと同じだなと思わせられる
    できること、成長したこと、いいところを伝えるのが「ほめること」
    自他ともに大切にすることを伝えるのが「しかること」

  • 古い本だがYouTube大学でやってた内容とほぼ一緒だった。普遍的な内容なんだろう。
    子供がわがままを言ったりしたら否定せず、一度受け入れる。
    1割りしか出来なくても出来たところをホメル。9割りの出来なかった所はスルー。出来なくても当然だから。上記は母親も一緒。同じように扱う。
    やらないときは放っておく、やったときにホメル。声をかける。
    子供は叱りすぎると嘘をつくようになる。いかにしかられないようにするかの方向で工夫をしてしまうから
    叱るときは、子供を止めて、目を見て、簡潔に、なぜだめなのか、どうしてほしいかを伝える。
    悪いことをしているときは無視もあり。止めたらすぐホメル。

  • どの育児本を読んでも共通して書いてあること、それは感情的に叱ってはいけない、子どもの気持ちを尊重し、できる限り子どもの願いをかなえてあげること。それは分かっているけれど、私が知りたいのは、叱り方、というより指導の仕方、知らないことをどのように指導していくか。それができなければ本人が困ることになり、はては親が負担を負うことになる。例えば歯磨きをしたがらない、とか、寒い日に上着を着たがらないとか、ごはんを食べない、とか。生きていく上で最低限必要なことさえ、指導ができていない自分に不安になる。子どもを止めて、すぐそばまで行って制止する、繰り返し繰り返し説明する、「ダメ」ではなく「○○しようね」と伝える。提示された具体的な方法論は多少は参考になる。

    自分の自己肯定感はどう育まれたのか?
    私に対して無限の愛情を注いでくれる家族がいて、存在への自信が育まれたことは間違いないと思う。さらに、自分なりに努力をして何かを成し遂げた、という達成感が自己肯定感を育てたと感じる。無限の愛情は最低限必要だけれど、それに加えて、自分で何かを頑張って達成した、という実績も強固な自己肯定感を育むには必要だと感じる。
    家族の愛情だけで自分の自信や自己肯定感が育まれたとは思えない。もちろんそれがなければ、どんなに努力して何かを達成してもどこかで自己肯定感を持てない、ということはあるかもしれないけれど、存在に対する自己肯定感だけでは不十分なのではないか、やっぱり何か自分が達成できたこと、能力、実績、努力の末の達成、本当の自己肯定感は育つのではないか、と思う。

  • この本の主題は「ほめるとは子供を評価することではありません。」に尽きると思います。
    親として、ついつい自分が望むレベルの行動・言動ができないと、カチンと感情的に叱ってしまっていました。

    常に手元において読み返したいと思います。

  • 以前シリーズ最初の本を読んだところ、内容が非常によかったので、いつも子どもへの対応で悩んでいる「叱ること」にテーマを絞った本書を手に取った。

    ポイントを的確に捉えたうえで、マンガを使った非常にやさしい表現が貫かれており、読んでいてストレスを感じない。また、子どもの「自己肯定感」の涵養を主眼に置くという著者の考え方は非常に共感できるものがある。親の感情コントロールについても言及されており、短く易しい言葉で簡単に読める本ではあるが、内容は非常に濃い。

    子育て中の方すべてにお薦めできる良書である。

  • よく子どもを受容したいと言うものの、この本を読むと全くできていないと反省させられる。自己肯定感を幼少期から高めることは大切だと感じた。そして絵柄はやっぱり可愛らしい。

  • とても読みやすく、内容が入ってきやすかった。
    子どもへの叱り方に悩んでいたので、参考にしていきたい。
    他のシリーズも読んでみたいと思った。

  • 漫画や挿絵が豊富でさくっと読め、大事なポイントが無駄なく書かれているので、育児書の最初の一冊には最適。何冊も読んだ後だと、他でも書かれていることばかりかも。

    ・褒めるとは
    ×評価する
    ◯頑張り、成長を見つけて喜びを伝える

    ・叱るとは
    ×腹を立てる
    ◯自分も他人も大切にできるように一つずつ教える

    ・自信には存在への自信(自己肯定感)、能力への自信の2種類あり、存在への自信があれば色んな分野で失敗しても立ち直れる

    ・マイナスの感情も受け入れることで安心感を与えると自己肯定感が高まる

    ・やらない時に叱るのではなく、やった時にすかさず褒める

    ・怒ることが多かったら要求水準を下げる。「できなくて当たり前」。

    ・叱りすぎると、
    失敗を隠し、嘘をつく。
    成長して叱られる恐怖心が無くなった時、ルールを守れなくなる。

    ・叱る時は
    気持ちと行動を区別し、気持ちは認めるが行動は注意する。
    あなたは◯◯だ、ではなく私は◯◯だ(悲しい、困った、心配、残念など)と伝える

    ・いじわるは、する側が悪い。される側はわるくない。

    ・乱暴したくなる気持ちの根底は悲しみ。

    ・嘘をつく=自分の非に向き合えない=自己肯定感が低い

  • 子供の健診で配布されたもの。読まずに本棚に眠ってたのを手に取ったみた。

    ついつい子供といると、私が育てなきゃ!私がちゃんとしなきゃ!!って力が入ってしまうけど、一緒に遊んで食べて寝て、大好きだよ、あなたの味方だよって伝え続けるだけでいいんだな〜と荷が降りました。(それが難しいんだけど、、、)

    繰り返し読んで、のんびり育てて行きたいなあ。

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著者プロフィール

心療内科医。京都大学医学部卒業。国立京都病院内科、名古屋大学医学部附属病院精神科、愛知県立城山病院を経て、真生会富山病院心療内科部長。NPO法人子どもの権利支援センターぱれっと理事長、富山県虐待防止アドバイザー、一般社団法人HAT代表理事。専門は精神病理学、児童思春期精神医療。全国で「認定子育てハッピーアドバイザー養成講座」を開講し、人材育成に当たる。著書は、シリーズ累計500万部を超える『子育てハッピーアドバイス』など多数。

「2022年 『読んでみない? からだのこと。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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