走れメロス

著者 :
  • 戸田デザイン研究室
4.27
  • (6)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 38
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (38ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784924710191

作品紹介・あらすじ

原作の持つ素晴らしさはそのままに、より深い感動へと導く戸田幸四郎の名作絵本シリーズ。
太宰治の名作の世界が、見事に描かれています。

有名な物語の出だしの一文「メロスは激怒した」から始まります。
太宰の切れ味鋭い文体、余分なものを極限まで削ぎ落とした文体は、戸田幸四郎のシンプルで力強い絵との相性は抜群です。

友のために命を懸けて走り続けるメロス。
「走れ!走れ!速く!」沈む夕日に向かって走る場面で、文も絵も最高潮に達します。
力強い油絵と手に汗にぎる展開は、読む者をぐいぐいと引き込んでいきます。

友情の美しさ、信頼の尊さが爽やかに伝わります。大人になっても読み返したい名作です。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • メロスとともだちがたすかってよかった
    ※自宅の本

  • 改めて、太宰治の文章は素晴らしい‼️

  • 4-924710-19-9 37p 2003.3.? 9刷

  • 太宰治のとっても有名なおはなしです。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

1909年〈明治42年〉6月19日-1948年〈昭和23年〉6月13日)は、日本の小説家。本名は津島 修治。1930年東京大学仏文科に入学、中退。
自殺未遂や薬物中毒を繰り返しながらも、戦前から戦後にかけて作品を次々に発表した。主な作品に「走れメロス」「お伽草子」「人間失格」がある。没落した華族の女性を主人公にした「斜陽」はベストセラーとなる。典型的な自己破滅型の私小説作家であった。1948年6月13日に愛人であった山崎富栄と玉川上水で入水自殺。

「2022年 『太宰治大活字本シリーズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

太宰治の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
A.トルストイ
アネット・チゾン
エリック=カール
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×