- Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
- / ISBN・EAN: 9784915919978
作品紹介・あらすじ
実物と見間違えるほどの圧倒的な描写力で描かれた女性像、風景画、静物画をテーマ毎に紹介。刊行にあわせて11月からホキ美術館では5周年記念展を開催。また2016年にはホキ美術館展が全国6会場を巡回する予定。
感想・レビュー・書評
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写真やCGは即時性があり、再現性・作品の当時の姿がそのままだが、写実絵画は、再現性はなく、作品の完成までに時間を要する。
その時間があることにより、熟成された悲しみや嬉しさ、表情が生まれるのでは。
p.9
フレームで一瞬を切り取る写真と違い、画家が伝えたいのは、心情ではないかと。
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図版の印刷、トリミングした拡大はとても良い。ただ文章が、『写実絵画の魅力』と被っているものが多いのが気になる。文章は終わりの野田さんと永山さんのトークが素晴らしいが、他は『写実絵画の魅力』の方が深く読み応えがある。
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写実絵画は画家の
描きたかった瞬間 美しさが
凝縮されている
一枚一枚の絵に対して 解説と
描いた本人の作品に対するコメントが
載っているのも
リアルタイムで絵に触れている
醍醐味ですね -
(図書館員のつぶやき)
そがんたい。数冊見たぎん写実絵画のまばいかとあたりまえたいね。そいばってん、写実絵画とはなんね?あんま知らんね。そいぎんさこん本さ、作品ば見っ見っしながら、画家さんのコメントの付いとけん、きれかだけじゃなかよて、いまよいまあだ魅力のわかってくっごた本になっとと。実物ばみ機会のああぎんよかねて思うた。よかぎん読んでみらね。
訳:そうですよね。数冊見ましたが写実絵画が美しいことは当たり前ですね。そうなんですが、写実絵画とは何でしょう?まだあまり知らないです。そうしたらこの本は、作品を見ながら、画家さんのコメントがありますから、きれいというだけではなく、今よりもっと魅力がわかる気がする本になっています。実物を見る機会があったら良いなと思いました。良かったら読んでみませんか。 -
烏兎の庭 第五部 11.23.16
http://www5e.biglobe.ne.jp/~utouto/uto05/diary/d1611.html#1123
島村信之、日差し
生島浩、card
生島浩、5:55
森本草介、未来
山本大貴、静寂の声
石黒賢一郎、Vista de Najera
石黒賢一郎、Shaft Tower(赤平)
原雅幸、木造船の港 -
表紙に惹かれて手に取る、その2。
写実絵画はどれも見ていて飽きなかった。近代の作品が多く、作品についての作者へのインタビューが載っていたのも面白い。