- Amazon.co.jp ・本 (55ページ)
- / ISBN・EAN: 9784915777356
作品紹介・あらすじ
両親が残した人形をつくる仕事を続けながら、ひとりで暮らす女の子ゴールディーは、人形を作るときいつも、四角く切られた木っ端ではなく、森で拾った枝を使っています。それじゃないと「生きている」感じがしないからです。ただのにんぎょう、と友達のオームスに笑われてもひとつひとつに心をこめて、ていねいに仕事をしています。そんなある日、お気に入りのお店で、ゴールディーは今までに見たこともないほど美しい中国製のランプを見つけます。そしてすばらしい出会いをすることになるのです。
感想・レビュー・書評
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〝両親が残した人形を作る仕事を続けながら、ひとりで暮らす女の子<ゴールディ->。 彼女が人形を作るときはいつも、鋸で切った材木ではなく、森で拾った枝を使います。それじゃないと「生きている」感じがしないから...ただの人形、と友達から笑われても、ひとつひとつに心をこめて、丁寧に仕事をします。そんなある日のこと、今までに見たこともないほど美しい中国製のランプを見つけると・・・〟人生において価値あること、本当に幸せなことは、仕事をすること、ひたむきに自分を捧げること・・・作者の信条が描かれた大人の絵本。
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ひとつ、ひとつに心をこめる。
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本当に自分が気に入った物なら、いいのよ…
絵がいい❗️ -
豊かな生活って、こだわるって、こういうことだよね
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ゴフスタインさんの絵も物語もかなり好き(*^_^*)芯の通った思想を、静かにわかり易い言葉で丁寧に表現しています。他の作品も読みたいです。
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創作することって、何なんだろう。
創作に向けられる、人の思い。
そんな形にならないものが、ストンと胸に落ちてくるストーリー。 -
ゴールディは、心を込めてお人形を作ります。あるときゴールディは
本当に素敵なランプに出会います。ゴールディも面食らうほど高価な
ランプに。でもそのランプの良さがわかるゴールディは、、、
この絵本は何度読み返してもホッとします。優しいお話です。それと
画の描かれ方が、よく出来たパズルのようにピタッと決まっています -
主人公と同じような気持ちになったことがある。モノを作り出す時の作り手の気持ちというのはすべての人にわかってもらえるわけではない。分かってくれる人に買ってもらえたときの喜び。それだけが心の支えになり次のモノを作り出す力となる。モノづくりに心が揺らいでいる今このタイミングで読めたことがとても嬉しい。
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静かで温かい