旧植民地を記憶する――フランス政府による〈アルジェリアの記憶〉の承認をめぐる政治

著者 :
  • 吉田書店
2.00
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784910590011

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  • フランスでのアルジェリアにおける植民地がどのような関連を持っているかを書いたものである。フランス人が書いたものを翻訳したのかと思ったぐらいである。日本のことについても言及しているのが補章でわずかであり、ベトナムについては全く言及していない。早稲田大学の政治学に提出した博士論文を修正したものである。これを参考にして、ドイツやベルギーやイギリスやオランダやスペイン、ポルトガルの植民地との関係がいくらでも博士論文でかけるであろう。問われるのは、日本でこれを取り上げる意味である。

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  • 東2法経図・6F開架:319.3A/O77k//K

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著者プロフィール

1984年生まれ。慶應義塾大学法学部法律学科卒業。早稲田大学大学院政治学研究科博士後期課程満期退学。博士(政治学)。現在、金城学院大学国際情報学部講師。専門はフランス政治、国際関係論。
著書に『ピエ・ノワール列伝——人物で知るフランス領北アフリカ引揚者たちの歴史』(パブリブ、2018年)、共編著に『遠隔でつくる人文社会学知――2020年度前期の授業実践報告』(雷音学術出版、2020年)、『オンライン授業の地平――2020年度の実践報告』(雷音学術出版、2021年)。

「2022年 『旧植民地を記憶する』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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