STARTUP 優れた起業家は何を考え、どう行動したか
- NewsPicksパブリッシング (2020年5月29日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
- / ISBN・EAN: 9784910063072
作品紹介・あらすじ
一部のベンチャーキャピタルや起業家コミュニティでのみ共有されている起業成功のための原理原則を、17人の起業家への直接インタビューから体系化!
他では聞けない生々しい起業家の思考と行動プロセスを、投資家が聞き出し、経営学者がまとめた唯一無二の起業のバイブル。 アイディアのつくり方から、チームビルディング、ユーザー検証、ユーザー獲得、資金調達まで、起業の全ステップで何をすべきかがこの1冊から見えてくる。
感想・レビュー・書評
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500ページにもなる分厚い本だけど、事例も豊富でとても読みやすかった。
スタートアップや企業に興味がある人にはお勧めできる本。
コンサル出身の大学の先生と有名コンサルの息子で今はVCで働く二人が
スタートアップ成功の普遍法則と有名起業家のコメントをもとに機能的に補足した内容です。
結構、有名起業家の事例が多くて、ふわふわした一般論だけでなく、
具体的な内容に踏み込んでいてとても参考になります。
個人的に意外だったのが、成功した起業家は、
結構海外の事例や競合の事例をリサーチして調べているということ。
自分のプロダクトやサービスのトライ&エラーに時間を使っていると思っていたのですが、
それだけじゃなかったのはよい学びになりました。
今このご時世で起業したいなんて稀有な人は中々いないのかもしれませんが、
そういった人には北極星となって道を照らしてくれる本かもしれません。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
スタートアップの実際のケーススタディ。理論とかの本はあるけど、ここまで具体的に日本のスタートアップの成長を過程を書いてくれてる本はない気がするからめちゃよかった。
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近年一定の成功を収めている起業家の話をテーマ毎に纏めている本書籍、読み物としては面白かったです。ただ、起業時の参考になるかと言うと、必ずしもそうではないと思いました。この本の目的ではないでしょうが、各項目に記載ある当時の苦しみ等をもう少し深掘りして貰えればよりよかったなと思います。
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今までブラックボックス(だと思っていた?)起業のノウハウを体系的にかつ、分かりやすく学ぶことができた。
さまざまな起業家の方々はやり方や思考は違えど、共有して勝ち筋を確かに持っているという印象を受けた。それは人の何十倍もの情報収集や検証を重ねた結果、定量定性的に確証が得られたからではないか。
行動力には本当に学ぶべきことが多い。 -
ほんの数千字の記事なんかを読んで、「起業ってクールだな」くらいの印象しか持ってなかったけど、これ読んで、起業ってほんっとに泥臭くて面倒なことが多いんだなって、はじめてリアルにイメージできた。起業する予定はないけれど、読み物としてすごく面白かった。
これをきったけに、1人の起業家のリアルを擬似体験できる本(自伝とか)も読んでみたいなって思ったり。
ただ、この本も生存者バイアスがかかってるだろうから、これから起業家を目指す人が実用的に生かせるっていうよりは、きっかけくらいにしかならないと思う。 -
若手起業家17人にインタビューを取りながら起業家の実際の体験を書いてくれている本
実体験に基づいた内容ばかりなので、こういった情報に触れられる事自体は非常に貴重
最後の巻末アンケートなどにも起業家の方々の人柄が滲み出いる
ただ実際の話と比べてもちろん書籍という媒体上乖離があることが感じられてしまうので
個人的にはそこまで評価は高くはない本。 -
起業のポイントをプロセスごとに整理されており、分かりやすい。またポイントごとに具体的な事例が記載されているため、よくあるわかりきってるような一般的事項や理想論ではなく納得性があって良い