- Amazon.co.jp ・本 (120ページ)
- / ISBN・EAN: 9784910024004
作品紹介・あらすじ
1960年代にアメリカではじまり、その後世界各国に広まった、簡単には答えがでないことについて、子どもたちが自由に考え、自由に話し合う「こども哲学」が、日本でも地域や学校で活動が行なわれています。
こども哲学を繰り返し実施したこどもは考える力がつくことが、すでにいろいろなデータと研究から実証されています。それに加えこども哲学の重要さは、さまざまに異なる背景を持った人たちと場を共にすることができるようになることにあるとされています。
現在、学校教育の場でも、これからは正解を覚えることよりも、答えを導き出したり、自分の意見がどうして正しいと思うのかを説明できたり、ほかの人と意見を交換できるようになることが求められています。
本書は、このようなこども哲学やおとな哲学(哲学カフェ)をはじめるとき、その実践にあたって、必要な<対話中の考え方のこつ><進行役の技法>などを身につけることができる入門書の決定版です。
著者は正解のない問いについてグループで考える哲学対話を社会の中で実践的に活用するためのスキルやプログラムを提供するNPO法人で、ども哲学研究の第一人者で著書も多数の河野哲也氏が副理事を務めています。
感想・レビュー・書評
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https://leaf.kyusan-u.ac.jp/opac/volume/1335515詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
役に立たない学問、哲学・美学。
けれど人生を生き抜き、振り返るためには必要。
この社会は子どものなぜ、どうしてを犠牲にし、特定の大人の枠組みだけで動かそうとする。疑いすら抱いてはいけないという空気感に対抗してほしい。
…という想いから、読みたい本にリクエスト。