秘蔵写真200枚でたどるアジア・太平洋戦争: 東方社が写した日本と大東亜共栄圏

著者 :
制作 : 井上祐子 
  • みずき書林
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  • Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784909710031

作品紹介・あらすじ

戦時下の日本とはどういう場だったのか。
そして大東亜共栄圏のもとで各国の人びとはどのように暮らしていたのか――。

陽の目を見ることなく眠っていた写真2万点のなかから200点を精選し、詳細な解説とともに紹介。
陸軍参謀本部傘下の写真工房〈東方社〉の実像に迫るとともに、当時の日本・中国・東南アジア各国の変動していく社会をとらえる。

カメラマンたちの視線をとおして見つめる戦争と社会。

著者プロフィール

井上祐子(いのうえゆうこ)
1963年生れ。立命館大学国際関係研究科前期博士課程修了。現在、公益財団法人政治経済研究所主任研究員、同志社大学人文科学研究所嘱託研究員(社外)。専門は近現代日本の視覚メディア史。著書に『戦時グラフ雑誌の宣伝戦―十五年戦争下の「日本」イメージ』(青弓社、2009年)、『日清・日露戦争と写真報道―戦場を駆ける写真師たち』(吉川弘文館、2012年)、『秘蔵写真200枚でたどるアジア・太平洋戦争―東方社が写した日本と大東亜共栄圏』(みずき書林、2018年)、共編著に山辺昌彦・井上祐子編『東京復興写真集1945~46―文化社がみた焼跡からの再起』(勉誠出版、2016年)、論文に「写真家濱谷浩のグラフ・キャンペーン―一九五〇年代総合雑誌グラビア頁の試み」(赤澤史朗・北河賢三・黒川みどり編『戦後知識人と民衆観』影書房、2014年)、「文化社撮影写真の特質と意義―敗戦直後の写真とその利用をめぐって」(『政経研究』第106号、2016年6月)、「『婦人民主新聞』に見る戦争観と戦争体験記-敗戦から一九六〇年代まで」(北河賢三・黒川みどり編『戦中・戦後の経験と戦後思想 一九三〇-一九六〇年代』現代史料出版、2020年)などがある。

「2023年 『原爆写真を追う』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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