河内音頭 (ele-king books)

著者 :
  • Pヴァイン
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784909483447

感想・レビュー・書評

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  • ずいぶん前から
    なぜ、(今の)日本では
    音楽と言えば西洋音楽を通したもの
    またはアメリカから入ってくるもの
    そんなものばかりなのだろう
    という疑念はふくらむばかりだった

    10年ほど前に
    西アフリカの伝統音楽の演奏家(ミュージシャン)と
    出逢い、家族同様の間柄になっている。
    上記の「思い」は大きくなるばかりだった。

    それと同時に
    小泉文夫さんの著作に出逢い
    また、その講演のCDに出逢い
    少しずつだけれど
    では 私たちのDNAに沁みこんでいる
    「音楽」とはいったい どんなものだろう
    と考えるようになっていった

    当然
    この「河内音頭」のことも
    気になる「音楽」の一つである

    鷹巣功さんが
    河内音頭にであってから
    早40年が経って、
    今のこの一冊が世に出ている
    その「音頭」の現場に
    何度も足を運び
    聴くだけでなく
    手も足も頭も
    身体まるこど どっぷりと
    「河内音頭」に浸されていく過程が
    随所に綴られている

    あぁ これが 自分の中にある
    音楽なのだ!
    という確信が行間からも
    滲み出てくる

    河内音頭が
    日本人のDNAに組み込まれた音楽の
    一つであることは
    まちがいない

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