ガール・コード プログラミングで世界を変えた女子高生二人のほんとうのお話 (ele-king books)

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  • Amazon.co.jp ・本 (275ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784909483409

感想・レビュー・書評

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  • 2019ブクログスタッフおすすめの中で気になって、図書館で予約して読んでみました。

    女子高生2人がプログラミング講座に参加して、人生が変わったことを変わりばんこにブログ日記のように、記したお話。

    あまりプログラムのお話はでてきませんでしたが、将来についてこんなに純粋にまっすぐと考えた事なかったなと思いました。

    プログラミングのお話自体はそんなに具体性はなく、女子高生が夢にむかっていく日記風のお話でした。

    フェミニズムに対する考え方もいまいちピンとこず、返却期間が迫っていたので、今回は最後まで読まず返却してしまいました。

    最近、ブクログなどでふと目にした本を読むという事が度々あるのですが、気楽によみ始めると、気楽に読むのをやめられるというメリットがあるなと思いました。素敵な本に出逢えたらラッキーですし、こういう本の読み方もあるのだなと思いました。

  • アメリカの女子高生が、女子だけのプログラミングスクールで、生理タブーに関するゲームを作ったらバズって、その機会を捉えて成長していく話を、一人称で語っている。

    本人たちも理解しているとおり、プログラミング技術としては苦労はしたがとくにすぐれtところは無いだろう。しかし、女子高生のプログラミングスクールというバックグラウンド、生理タブーに挑戦すること、プログラマーの女性比率、実際にアメリカで起こった事件などの目の付け所はよく、彼女たちのゲームは高評価を得た。もう一つ、よかったことは、きちんと作品として完成させて SNS で公開したこと。バズるかどうかは時の運もあるだろう。結果的にゲームはバズった。彼女たちが優れているのは、その機会をしっかりと捕まえて、インターンや人との出会い、自分の過去の人生と向き合いこれからの人生を再構築して、すごく成長できたところ。

    ヤングアダルトの読み物としてはとてもいいだろう。オッサンには若干つらい。

    実際のプログラミングの話は全く出てこず、女子高生のブログ的な内容ですぐ読める。面白いが読み返すことはあまりないし、それゆえ2270円はすこし高いという印象。キンドル読み放題で読むぐらいがちょうどいい。

  • 問題意識と新たに得たコーディングの技術で世の中に打って出る少女たちの挑戦に、けしていかにもお涙頂戴の文章ではないにも関わらず涙が出そうになる。また、驚くのは周りの大人たちの支援の温かさだ。彼女たちに資金や人手を投じて後押しするのは、両親やプログラミングの先生といった直接的な関わりのある人々だけではない(あるラジオ番組の司会者だけは彼女たちをゲストに呼んでおいて酷いセクハラ発言をしたようだが…)。平等を志し社会に影響を与えようとする若い女性を押さえつけるのではなく全力で押し上げようとする姿勢は日本にももっと必要だと思う。著者であり主人公である二人の情熱が伝わってきて、ろくにやったことのないコーディングをしてみたくなる。

  • ガールパワー最高!

    銃や暴力による血の方が、生理によるものよりも文化的に受け入れられているという現代社会に対する問題提起として作られた『タンポンラン』の開発者の女の子2人の自伝。

    面白いのはタンポンランってゆう月経タブーに立ち向かうものを作ったことに加えて、この高校生たちが、高校生の間にこんなすごいことを成し遂げてしまってから、あれよあれよと有名になり、だからこそ将来についても悩んで、成長していくってところ。

    ものすごく親近感の湧く2人のキャラクターに、読んでて頑張れー!って応援したくなったよ

  • アメリカ、ニューヨーク州に住む女子高生二人が、女子向けプログラミング講座で出会い、最終課題として作成した「生理を公に語れない世間」を風刺したゲームが全米で話題となり、一躍脚光を浴びたノンフィクションです。

    これだけ女性の社会進出が進んでいるアメリカでも、まだまだプログラマーとして働く女性は少ないという事実に愕然とします。日本はこのレベルに達するまで、あと何十年かかるでしょうか。

    女の子を持つ母として、娘に臆せず挑戦する様に伝えてあげたいです。また、自分自身も苦手意識のあるIT分野について勉強します。

  • ガール・コードプログラミングで世界を変えた女子高生二人のほんとうのお話(ele-king books)
    著作者:ソフィー・ハウザー
    タイムライン

  • Honzで紹介されてたので、年末年始の箸休め的に図書館で借りてみた。
    ティーンエイジャーのプログラムをきっかけにした実話。前に前に、って感じです。

  • ふむ

  • 青春だ。

  • 特別な才能や幸運ではなく、万人のツールとしてのプログラミングを忠実に学習し友人と助け合ってコードを積み上げた先には、想像もしなかった世界との繋がりが待っていることを描いている作品。

    プログラミングを日常的に使いこなすことだけではない、プログラミングを何のために使い、そして何をしたいのかといった初心を改めて感じさせる。

    自己表現だけではなく、他者理解のためにプログラミングは必要とされるべきなのかもしれません。

    プログラミングを知る人もそうでない人にも読んで欲しい一冊です。

    詳しくはホンタナにて配信中。
    http://hontana.info/

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