目撃 天安門事件 歴史的民主化運動の真相

著者 :
  • 株式会社PHPエディターズ・グループ
4.42
  • (6)
  • (5)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 73
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784909417466

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • この本は戒厳令が布告され、天安門広場が鎮圧されるまでの経過が詳しく書かれた本です。中国の指導者内で権力闘争があり、趙紫陽首相が解任される内容も詳しく書かれています。 なお、鎮圧当日の天安門広場の状況を詳しく知りたい方は「天安門事件を目撃した日本人たち」(ミネルヴァ書房)に詳しく書かれています。中国が国家として成長・発展するためには天安門事件の総括が欠かせないと思っています。中国が真に民主的な国となるよう願っています。ありがとうございました。

  • 天安門事件の政治背景が詳細で、現場での精力的な取材の跡がみてとれる。戦車男の実態についても述べられており、当時の報道からは全く察することのできない情報だった。政治家たちの駆け引きに生々しさを感じ、事件そのもの同様恐怖を感じた。

  • NHK北京の支局長が直接見聞きしたことである。政治の保守と革新、学生の民主化への運動、鄧小平の考えなど、よくまとめてある。また、天安門広場からの学生の撤退、戦車に立ちはだかった男のやらせに踊らされた外国ジャーナリストなど、丁寧に説明している。
     天安門事件について概要を知るためには必読書となるであろう。

  • 版元の名前を見て、眉に唾をつけながら読んでみましたが、存外、まともに書かれた本のように感じました。アマゾンのレビューで大々的にコピペされてしまっていますが、最終章の「戦車男」(Tankman)は、中国当局のヤラセとの推論は、なかなか面白いものがあります。

  • 現場にいた記者の生々しい証言に触れて、様々考えるところが多い。戦車を止める男の分析に同意。

  • 天安門事件がどんなものだったかは知っておかないといけないと思うので読了。タンクマンはそういう人だった可能性もあるのかとか,勉強になった。結局,真相はずっと分からないんだろうな。

全7件中 1 - 7件を表示

加藤青延の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
恩田 陸
国分 拓
カルロ・ロヴェッ...
川越 宗一
辻村 深月
真藤 順丈
村田 沙耶香
トマ・ピケティ
小川 哲
アンデシュ・ハン...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×