此処: 句集

著者 :
  • 朔出版
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784908978456

感想・レビュー・書評

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  • 学生時代によく読んだ句集の一つです。じゃんけんで負けたら蛍になる作品が有名ですが(雑でごめんなさいね)、他の作品もとても良いです。
    (LA学群卒:柑橘系のあんこう太郎)

  • 自在の句境とはこういうことか。言葉が、風に吹かれているようだ。読んでいて心が軽くなる。「いそぎんちゃくぴんくで今日を一生懸命」「よい風や人生の次は土筆がいい」「なんとなく開けし障子や閉めにけり」「長生きのあるとき蕪の葉が綺麗」

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著者プロフィール

1936年3月25日 鎌倉に生まれ、多く新潟で育つ。
30歳代終り近く俳句に出会い、1975年「群島」入会のち同人。
1983年より三橋敏雄に私淑、のち師事。
1987年12月29日、「群島」主宰・堀井鶏逝去。「群島」終刊。三橋敏雄の勧めで「俳句評論」に準同人として入会、「面」句会に参加。高柳重信逝去により「俳句評論」終刊。その後、八王子の三橋敏雄指導「檣の会」に通う。
1988年「未定」「船団」、1995年「豈」に入会。
2001年12月1日、三橋敏雄、逝去。2016年、発行者・林桂の「鬣」の方々のご尽力で『定本 三橋敏雄全句集』が刊行された。有り難いことであった。
2021年 第21回現代俳句大賞受賞。

句集・『空の庭』(現代俳句協会賞)『いつしか人に生まれて』『ゆく船』『現代俳句文庫29・池田澄子句集』『たましいの話』(宗左近俳句大賞)『拝復』『思ってます』『此処』(読売文学賞、詩歌俳句賞、俳句四季大賞)。

対談集・『兜太百句を読む。・金子兜太×池田澄子』。

散文集・『休むに似たり』『あさがや草紙』『シリーズ自句自解Ⅰ・ベスト100 池田澄子』『本当は逢いたし』。

「豈」「トイ」同人。

「2022年 『三橋敏雄の百句』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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