笑いの方法: あるいはニコライ・ゴーゴリ【増補新装版】

  • つかだま書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784908624063

作品紹介・あらすじ

後藤明生「没後」20年、ゴーゴリ「生誕」210年! ゴーゴリ作品の真髄である「笑い」に迫った名著が、大幅な増補&新装版で蘇る。新版特典として、後藤が翻訳したゴーゴリの『鼻』と恩師・横田瑞穂氏と共訳した『外套』を初再録。伝説の名訳が完全版で掲載されるのは実に40年ぶり! 「われわれは皆ゴーゴリの『外套』から出て来た」というドストエフスキーの名文句の真意とは何か? 他者を笑う者は他者から笑われる!?——。これまで誤解され続けたゴーゴリの「笑い」を大胆に刷新する、後藤の孤軍奮闘ぶりをご覧あれ!

感想・レビュー・書評

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  • 朝日新聞2019413掲載

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著者プロフィール

●後藤明生(ゴトウ・メイセイ)1932年4月4日、朝鮮咸鏡南道永興郡永興邑生まれ。敗戦後、旧制福岡県立朝倉中学校に転入。早稲田大学第二文学部露文学科卒。博報堂を経て平凡出版(現マガジンハウス)に勤務。67年、「人間の病気」で芥川賞候補。翌年、専業作家に。「内向の世代」と呼ばれる作家として注目を集め、代表作に73年発表の『挾み撃ち』が高く評価される。77年に『夢かたり』で平林たい子文学賞、81年に『吉野大夫』で谷崎潤一郎賞、90年に『首塚の上のアドバルーン』で芸術選奨文部大臣賞を受賞。89年、近畿大学文芸学部の設立にあたり教授に就任。93年より同学部長。99年8月2日、逝去。

「2020年 『四十歳のオブローモフ【イラストレイテッド版】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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