- Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
- / ISBN・EAN: 9784908443565
作品紹介・あらすじ
25年前、困難な状況だったにもかかわらず、多くの被災者が真摯に答えた言葉の数々。
映像から得られる教訓を未来につなげます。
1995年1月17日5時46分、阪神淡路大震災が起こりました。
三連休明けの朝、テレビが普及して初めて日本が経験した大災害でした。
同時に、この震災は発生の瞬間から、その後の復興プロセスまで映像でつぶさに記録された、世界で初めての大災害でもありました。
災害現場のシーンはもとより、現在では踏み込むことができない避難所内で被災者がどんな暮らしをしているのか、どんな助け合いが行われたのか、どんなトラブルが起こったのか、被災者がどんな感情を持っていたのか、食料が足りなくなって怒号が飛び交う中でも、罹災証明の判定に不服を言う状況でも、朝日放送テレビのカメラは回り続けました。
2020年1月、朝日放送ホールディングスは、この映像を「激震の記録1995 取材映像アーカイブとして、webで公開しました。本書は、この中から357の映像を選び、QRコードにスマホをかざすことで見ることができるようにし、そこに当時の時代背景や現場の状況を文章で補足し、より深く理解できるようにしました。
阪神淡路大震災は、今後発生が危惧されている「首都直下地震」や「上町断層地震」、さらには、数多の大災害の前例になりえる災害です。
記憶が「風化」しても、この映像から阪神淡路で起こったことをつぶさに反省し、教訓を拾い上げておけば、次の災害においてもきっと活かせるはずです。
感想・レビュー・書評
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スマホで見る阪神淡路大震災災害映像がつむぐ未来への教訓
著作者:水戸宗久
発行者:西日本出版社
タイムライン
http://booklog.jp/timeline/users/collabo39698
朝日放送テレビ -
【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/757195 -
【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/757195 -
我々は伝えていかねばならない。あの日のことを。
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右ページにQRコードが印刷されていて、読み取ると阪神淡路大震災の映像が動画で見られるようになっています。埋もれてしまっていた朝日放送の取材映像を、2020年1月に「激震の記録1995 取材映像アーカイブ」としてWEB公開し、そのガイドブックとして作られたのが本書とのことです。
[NDC]369.31
[情報入手先]
[テーマ]令和2年度第4回備前地区司書部会/フリーテーマ