- Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
- / ISBN・EAN: 9784908406003
作品紹介・あらすじ
Facebookで150万「いいね!」を獲得した殺処分ゼロを願って作られた手作り絵本、待望の書籍化。
感想・レビュー・書評
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優しい語り口調と、犬のイラスト。これを描いた作者は、さぞ辛かったかと…
まずは知ること。そんな一冊。
既に初版発行から約8年。殺処分については浸透しているように思うが、現実はどこまで変わったのだろうか…詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
昔起こったことでも、架空の話でもなく、今まさに行われている真実の話だ。この状態を看過しているようでは希少動物を狙う密猟者と大差ないことを認識すべきだろう。動物を人間のエゴで殺して良いはずがない。
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殺処分ゼロを願って作られた絵本です。<a href="http://p.booklog.jp/book/92182">ある犬のおはなし kaisei作画</a>←パブーの電子書籍で読めます。
ある犬がかわいそうでした。でも私は泣けませんでした。予想していたようなおはなしだったからではなく、殺処分される犬を想うと、胸が苦しくなったからです。どうにもしてあげられない自分に腹が立ちました。いつかあった話ではなく今たくさんの犬が同じような目にあっているのです。
この絵本は殺処分のひどさをわかりやすく描いてます。いろんなこと感じさせられます。
ご主人のあなたは犬を好きだった。施設のおじさんはつらい思いをしながら殺処分をしなければならなかった。なのにどうして殺処分を止められないのでしょう。
最後の1ページに衝撃を受けました。なんて残酷なのかと。
「あなたは自分の赤ちゃんや家族を大切にする愛情あふれる人です。冷たい人なのではなく、あなたは犬の私を愛してくれなかったのです」
私はこう解釈しました。
犬にも心があるとあなたはわからなかったのではないか。犬の命を感じられなかったのではないか。
犬は物ではありません。命があり、愛情を持っています。責任を持って最後まで共に暮らす気持ちで迎えてください。さらにこの絵本は教えてくれます。犬や猫を捨て無責任な人間を責めるだけでは殺処分はなくならない。殺処分そのものを日本から無くさなければならないと。
犬や猫の売買は命を物として扱っているとも言えると思います。買うのではなく捨てられた犬猫を救ってあげてほしいと強く願います。
私は書籍で読みました。見返しに絵本を読んだ子どもたちの絵と思いがかかれています。犬や猫は友だちであり、家族です。
胸がいっぱいになりました。 -
涙なしでは読めません。
命の大切さ、動物の無性の愛、ひしひしと感じます。 -
ページをめくるたびに、悲しい気持ちでいっぱいになって、涙が止まらない。
こんな小さいいのちにも、たくさんの感情がある。
だから、私たちは一度飼うと決めたら、どんなことがあっても最後まで責任を持つ覚悟が必要だ。
このような悲しい結末や、悲しい「ただいま」が、世の中から早くなくなりますように。 -
動物も人間と同じ感情を持っていることを
忘れないようにしなければいけない! -
シンプルにグサッとくる作品。
ペットを飼う人は、
ここら辺をよく理解したうえで
覚悟を持って飼わないとな、と再認識させられました。
どうしても忙しいとお世話が面倒に感じてしまったり
することもありますが、
時々読み返して飼い始めた時の覚悟を
思い返すのにいい本だな、と思いました。 -
殺処分無くなって欲しい。
飼い主も飼ったならさいごまで責任もって育てて欲しい。