- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784908148170
作品紹介・あらすじ
自意識(アイデンティティ)の問題が、望む人生を創り出す能力をいかに妨げるかを紐解いていく画期的な本。
本書は、自己啓発ムーブメントにおけるポジティブ思考や自己肯定感(セルフエスティーム)を高めることがブーメラン効果となり、人々が成功を創り出すことを困難にすることを明らかにしています。
著者は、「あなた自身について」考えることが重要ではなく、「あなたが創り出したい成果」にフォーカスすることが重要だと言います。実際に、自分自身ではなく、自分が望む成果に集中すればするほど、学び、成長し、必要なスキルを開発し、最も重要なことを生み出すことができます。本書は、みなさんが本当に望む人生を創り出すための重要な羅針盤となるでしょう。
感想・レビュー・書評
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「自意識と創り出す思考」
1.2種の自意識
①理想、思い込み
②今→創り出したい未来
2.本人に望ましい自意識
①を捨て②へシフトすること
3.踏み出し方
弓矢=緊張の構造をつくること。
4.緊張の構造とは?
創り出す未来と今の距離を把握すること。
あとは、埋める行動をするだけとなります。
自意識を把握することは難しいです。
1.②を持つことで、現状の立ち位置が分かると認識できました。
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今まで慣れ親しんできた自己啓発系の本とは一線を画す本。自己啓発そのもの自体をすっ飛ばして、結果にフォーカスする。本書自体が本書で言いたいことを実践した論理展開になっているのは、いかにもパンチが効いていて、本書らしい。おすすめです。
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自分が何者であるかは関係ない、成果に焦点を当てるべき。
自己効力感も必要ない。
アファメーションも無駄。
潜在意識に宣言を繰り返しても、潜在意識は逆のメッセージと受け取ってしまいます。
「構造」を知らなければ、同じことの繰り返しになります。
衝撃的な内容ですが、もっともと、うなずけることばかりです。
考え方が変わりました。
どんなに「自分にはできる!」とポジティブなアファメーションの宣言を繰り返しても、潜在意識に聞こえているのは「できる自信がないから、こうして『できる!』を言い聞かせなくちゃいけないんだ」という声だ。潜在意識は、宣言が嘘であることはもちろん、なぜそんな虚偽のプロパガンダを繰り返しているのかの理由もきちんとわかっている。皮肉なことに、伝わるメッセージは狙いとは逆になる。「自分にはできる」は、「自分にはできないかもしれない」に化けてしまうのだ。 ー 88ページ -
自分が望む人生を送るにあたって、シンプル且つ力強い指針を打ち出している。自意識に集中するのではなく、創り出したい成果に集中し、「緊張構造」を作り上げること。今日から実践していきたい。
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自分の嫌な思い込みは変えられないこと、自分が思い込もうとする反対側に自分の嫌な思い込みがあること。
自分の目標達成には構造を作ることがすべてであること。
自意識と自分の創作は関係ないこと。
自分が創り出したいものに集中すること。そこには自意識など関係ない。自分の現地点とそれに対して近づいていくのみ、何が正しいかなど最後にしかわからない。
自分の感想としては
何度も自分の作りたいモノを客観的な評価を得て、自分の行動をリバイズし続けることが大事なように感じた。あくまで客観的に評価される回数を増やす。その時の評価は自分ではなくあくまで作ったものに対してである。まだ足りなければそこからいいものを作るための検討を実施する。その繰り返しが大事なんじゃないかな、と思った。 -
摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50167125
人生やビジネスを創り出すのに自分が何者かなんて関係ない!
―理想や才能にとらわれずに望む人生を生きる
(生命融合科学分野 大塚正人先生推薦) -
・自意識というのはどこまでの何を指しているのか?分かりづらいので、なんとなく言いたいことはわかるものの再読が必要。
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何回も繰り返し読んで、その都度、発見があります。自意識を創造プロセスから切り離すことで人生はとてもシンプルになり、それを様々な角度から解説されています。そうすることで自分自身の長期的な志や価値観を根底に創造的に人生を進んでいける。自意識はなくなったり、変わるわけではないけど受け入れて、慣れ親しみたいと思います。
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イケハヤさん推薦