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- Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
- / ISBN・EAN: 9784908073489
作品紹介・あらすじ
満州開拓の裏面史
宗教教団は、むしろ積極的に国策に協力することで布教と組織の拡大を図った……。
弾圧を受けながらも逞しく生き延び、満州に天理村を建設するに至った天理教団は731部隊にも協力していた!
知られざる実態と驚くべき史実を、元開拓団員の赤裸々な証言から明らかにする問題作。
敗戦、引き揚げ、その後の困窮から近年に至るまで、戦争責任に対峙しない教団の姿勢を鋭く批判。
一宗教団体を超えて、「宗教と戦争」のあり方を考えさせる異色の満州関連本。
感想・レビュー・書評
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常々読みたかった本をやっと読み終えた。
宗教と戦争、宗教集団と戦争協力、いずれも重い、重い、テーマだ。
宗教を信じることが信じる人にとって困難に立ち向かう、人生を切り開く大きなエネルギーになることを否定はしない。でも、渦中にいることで見失ってしまうこともたくさんある。
この本のなかで、自分の体験を語る風間博さんの語り、七三一部隊との関係を語る相野田さんの語りはまさにオーラルヒストリーである。このお二人の体験を知ることができてよかったと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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