ダダ・カンスケという詩人がいた: 評伝陀田勘助

著者 :
  • 共和国
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  • Amazon.co.jp ・本 (378ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784907986599

作品紹介・あらすじ

「ダダ」を自分の名とした唯一のアナーキスト詩人、陀田勘助(1902-1931)。アヴァンギャルドの担い手として鮮烈にデビューしながら、やがてその筆名と詩を捨てて、本名の山本忠平として共産主義者に転向。非合法共産党の中央委員候補として検挙されると、謎の獄死を遂げる。享年29。
細井和喜蔵、岡本潤、萩原恭次郎らとの交流から、当局による自殺との発表に対して、いまなお小林多喜二に先立つ虐殺説が根強いその死にいたるまで、謎に包まれた詩人の影を追いかけた初の伝記。定価3700円+悪税。

◎本書の刊行を記念して、2022年7月2日より、北海道の市立小樽文学館で「アナーキスト詩人・陀田勘助展」開催!

感想・レビュー・書評

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  • ◆直球表現で権力に反抗[評]栗原康(アナキズム研究)
    <書評>『ダダ・カンスケという詩人がいた 評伝 陀田(だだ)勘助』吉田美和子 著:東京新聞 TOKYO Web
    https://www.tokyo-np.co.jp/article/194246?rct=book

    終わったイヴェント
    【無料展示スペース】アナキスト詩人・陀田勘助展 | 小樽市
    https://www.city.otaru.lg.jp/docs/2022041500026/

    ダダ・カンスケという詩人がいた 吉田 美和子(著) - 共和国 | 版元ドットコム
    https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784907986599

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著者プロフィール

1945年、岩手県生まれ。東北大学文学部国文科卒業。
 著書に、
『単独者のあくび―尾形亀之助』(木犀社、2010)、
『うらやまし猫の恋―越人と芭蕉』(木犀社、2008)、
『吉田一穂の世界』(小沢書店、1998)、
『宮沢賢治―天上のジョバンニ・地上のゴーシュ』
 (小沢書店、1997、第十三回岩手日報文学賞賢治賞受賞)
『一茶無頼』(信濃毎日新聞社、1996)など。

「2022年 『ダダ・カンスケという詩人がいた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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