言葉屋3 名前泥棒と論理魔法 (朝日小学生新聞の連載小説)
- 朝日学生新聞社 (2016年11月30日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
- / ISBN・EAN: 9784907150945
作品紹介・あらすじ
朝日小学生新聞から生まれた小説シリーズ「言葉屋」。言葉屋のたまごの詠子も、とうとう中学生!初めての制服に、変わっていく人間関係。「新しいものパレード」の中で、もみくしゃにされている詠子のもとには、謎の転校生まで現れて…。言葉で解決できることと、できないこと、その壁にぶつかりながらも、今日も詠子は、言葉屋修行にはげみます!
感想・レビュー・書評
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あっというまに中学生!新しい環境で、最初はしぃちゃんと離れていたけど、やっぱり詠子としぃちゃんは2人でなくちゃ。と気づいた一冊。
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詠子ちゃんの成長と共に言葉も成長して難しくなっていく。
「コミュニケーションって、言葉だけじゃない」
SNSが子供達の間でも普通に使われるようになったからこそ、読んでほしいなと思います。 -
2017.1.14市立図書館
言葉や人との交流(コミュニケーション)の繊細な部分をていねいにすくって描き出す物語。考えるより先に言葉を口にして後悔しがちな人、思いをなかなか言葉に乗せられなくて苦しんでいる人、声をかける以前に相手とどう向き合ったらいいかとまどっている人…言葉をめぐる悩みを抱えたいろんなひとを励ましてくれる物語。
2巻までは朝日小学生新聞の連載だったけれど、詠子が中学生になったこのお話は書き下ろしらしい。前の2巻が未読でも事情がわかるように書かれているのでここから読んでもだいじょうぶ。新たな仲間とのであい、家族の背景…まだまだ物語は続いていく感じで楽しみ。
この春中学生になる娘にも、ぜひ読んでもらいたいなぁ…
→4巻新刊を機に4冊大人買い。 -
とても丁寧に書かれた物語だと思います。言葉に気を配る人は、おのずと丁寧な表現になるでしょう。
児童書なのであまり注目されることもないだろうけど、読み応えもあるし、たくさんの人に読んでもらいたい! -
「言葉屋のたまごの詠子も、とうとう中学生!初めての制服に、変わっていく人間関係。「新しいものパレード」の中で、もみくしゃにされている詠子のもとには、謎の転校生まで現れて…。言葉で解決できることと、できないこと、その壁にぶつかりながらも、今日も詠子は、言葉屋修行にはげみます!」
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真っ直ぐにドキッとする言葉を言われたい。
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「これから主人公の世界観が広がっていくんだろうな」と、今後に期待が膨らむ作品でした。字が大きめで、温かい雰囲気の作品なので、読みやすいと思います。読書に抵抗がない子ども向けです。