日常の小さなイライラから解放される「箱」の法則―感情に振りまわされない人生を選択する
- きずな出版 (2014年5月21日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784907072162
感想・レビュー・書評
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この本はほんとにヤバい。過去の、2冊の「箱」の本を読み、セミナーも受けたというのに、相変わらず箱の中から世界を見続ける俺。バカじゃないのか?
6年前職場をクビになったのも、妻や子どもとうまく行かないのも、大切なバンドをボロボロにしてきたのも、ぜ〜んぶ俺が原因。わかっている。だが、改めて頭をガ〜ンと殴られた感じ。さらには、根本ともいうべき、親や兄弟との関係。ここはそっとして置いてほしかった。「毒になる親」と決めつけて、向きあわずに済みたかった。
さて、これからどうするのか?? 踏み出せるのか?? でも、怖すぎるぞ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自分が気づいたことや感じたこと、しなくちゃ、した方が良いと感じたことに、あれこれ理由をつけて自分を正当化して行動しないことが、一番自分を苦しめる。
イライラや不機嫌の原因は、ほとんどこれだと気づいたのはつい最近。
そんな考えを正しいよと後押ししてくれる本になりました。
なんだか人間関係が煩わしい、毎日なんとなく面白くないと感じていて、それをなんとかしたいと思っている人は読んでみるといいかも。
こういう本は、なんとかしたいと思ってないと、読んでも意味がないし、むしろ悪影響になるかもしれない。
前作の、自分の小さな箱から脱出する方法 とほぼ同じ内容だが読みやすくなっている。 -
「自分の小さな「箱」から脱出する方法」を日本版に書き直した一冊。
内容というか伝えたいことは、前作と同じ。登場人物や舞台に違いがあるだけってことで、星3つ。内容は相変わらず反省させられる。
前作と同じ内容をわざわざ書いただけあって、さらにわかりやすく書かれてあるけど、わかりやすくなったぶん、自分で想像しながら考えながら読む必要がないせいか、中身が薄くなったようにも感じた。
「箱」に入るには、まず自分の感情にうそをつくことから始まる。そして相手をモノとしてしか見ていない自分は、悪いのは相手だと自分を正当化して抜け出せなくなる。
「箱」から出るには、まず自分が箱の中にいることに気づくこと。そして、気づいただけで、やっぱり悪いのはあいつだから箱に入って当然だ!と思うのではなく、自分に非があることに気づく。それで、すでに箱から半分出たようなもの。
次に、相手が感じているだろう苦痛や重荷を考えて、自分がすべきことを行動する。この行動は、今からでもできる簡単なこと。
人は生きている中で何度でも生まれ変わることができる。それはただ、自分の気持ちや行動を悔い改めることで決意することでできる。
前の投稿でも書いたけど『生まれ変わるなら、生きてるうちに!』。
もしかしたら自分は箱に入っているかも。と思える自分を常に持ち続けていこうと思う。 -
タイトルの通りであり、人間関係をスムーズにするためにはとても役に立つと思う。
しかし、『自分の小さな「箱」から脱出する方法』と本質的には同じようなことがあり、
前作を十分理解していれば必要ないかなとも思う。
本作の方がボリュームを絞って、
(舞台を日本にしたこともあり)
その分読みやすくなっている気がする。 -
自分の小さな箱の内容がより身近でわかりやすくなった内容。
加えて箱に出る方法がより詳しく書かれている。
過去の自分を見つめて悔い改めることで成長すると言う前書ではない意見も述べられていた。
箱の中に入っていることは自分の問題。そしてそれにより人をものとして見てきて悪影響を及ぼした人はどれくれいいる?
考えたこともない、考えたくもない問いとワークだった。しかし、自分が箱にいることでそれだけ迷惑をかけていたことに気づかされた。
共謀というのは、心理学のピグマンオン効果、若しくはゴーレム効果に似ている面があると感じた。
グループ共謀は職場でも派閥等で発生している。組織の中の箱に入った関係として分かりやすい。
メインテーマではないが、自己啓発難民という概念が面白かった。テンションは上がるから下がる。確かなことであろう。
しかし、自分の中で問題意識、変わる必要があればテンションの下落を緩めることもできるであろう。 -
忙しくなるなる時、怒られている時、部下がうまく動いてくれない時、など、イライラする要素は沢山あるが、自分のものさし(箱)の中にいないか振り返ることが大事。
相手をものとして見ていないか?と、普段から相手の考えをどれだけ聞けるか、話せる環境があるかなどが大事。
当事者目線でアドバイスをもらいながら読み進めていくような感覚になれる本。 -
心を健康に、穏やかに保つ術。常に余裕のある人でいたい。
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読みやすくてサクサクと進んで、あっという間に読み終わる。舞台が日本なので、非常に分かりやすい。「箱」の概念をいつ納得できるかによって、理解度が分かれるかもしれないと思った。内容としては分かると言えば分かるのだが、すんなりとハイそうですかとできるものでもないのではないか。特に子育て中の親としては、子どもを相手にした場合には難しいものだなぁと言う思いがあった。一気にできるものではないので、少しずつにでも成長したいもの。
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最近イライラすることがあったので、タイムリーでした。
人として見ること、自己裏切り→自己正当化に繋がる。
裏切らないように行動していこうと思う。 -
すごくイライラして辛かったときに
おすすめされて借りて読みました。
周りの人にも家族にも読んでほしい一冊。
レンタルだったが買うか悩むところ。。。