- Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784906993604
作品紹介・あらすじ
●『東京 わざわざ行きたい街の本屋さん』、待望の全国版!
『東京 わざわざ行きたい街の本屋さん』(2017年6月発売)を発売して以降、「全国版も読みたい! 」というご要望が多くいただきました。本書はそんな皆様のご要望にお応えし、北海道から沖縄まで、全国の街の本屋さんを紹介します。
●日本全国にある個性豊かな“街の本屋さん"を150点以上紹介。
新刊書店、古本屋、ブックカフェなどジャンルは幅広く紹介。それぞれのジャンル(新刊書店か古本屋か、など)は、アイコンをつけてわかりやすく紹介しています。
●エリアごとに紹介し、それぞれに地図を掲載。
「関西」「北海道・東北」「関東」「中部」「中国・四国」「九州・沖縄」のエリアごとにお店を紹介し、それぞれの店紹介ページに地図を掲載しています。
感想・レビュー・書評
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旅先でふと目に入った本屋さんに立ち寄る。
本好きの方にとっては、ごくありふれた行為だ。
でも、本屋さん目当ての旅に出たことは?・・私もまだ無い。
この本は、それはそれは魅力的に「本屋さんへの旅」に誘ってくる。
写真が多く情報も詳細で、コロナ禍の最中に読むと目の毒。でも心にはとても良い。
何度もめくっては眺めて、想像の本屋さんの旅を楽しんでいる。
日本全国、北海道から沖縄までを7つのエリアに分け、それぞれの地域の担当による紹介。
関西31店、北海道・東北16店、関東20店、中部24店、
中国・四国23店、九州沖縄16店。
いずれも個人経営で個性様々、お店の名前も様々、店内の様子も様々。
新刊本を取り扱う。古書を取り扱う。店舗で購入できる。文具やオリジナルグッズ等の本以外の販売物もある。ドリンクメニューがある。フードメニューも提供している。ワークショップやトークイベント等がある。宿泊できる。24時間営業。
取り扱う本のジャンルや店舗名に込められた意味、店舗の開店日。
ごく小さなMAPも入り、住所・電話・HPまで。
各エリアの「地元の大きな本屋さん」も別枠で紹介されている。
前々から気になっていたのが北海道砂川町の「いわた書店」。
一万円選書というユニークなサービスが大人気で、現在三千人待ちだそうだ。
本書が18年8月の本だから、今頃はもっと大変な予約数になっているかも。
でも一度でいいからサービスを受けてみたい。
どんな本を選んでくれるんだろう。
あとは、尾道の「紙片」に足を運んでみたい。
写真がすごく素敵なの。それ以前に尾道の街そのものが好きで。。
強羅温泉エリアにある「箱根本箱」なんて、温泉・ホテル・レストランの併設よ!!
この本棚で取りあげた「さわや書店」や、倉敷の「蟲文庫」も掲載。
スタイルはかなり異なるがどちらも大層そそられる。
「あ、ここがいい!」「ああ、ここもいいな!」とまぁ、どんどん増えていく。
現地に行ってみると、本書にはない本屋さんが見つかるかもしれない。
必死で頑張っているのは、どこも同じだものね。
終息したら行ってみようと、心の片隅に目標として置いておく。
楽しいから、皆さんもぜひ読んでみてね。 -
最近、個人経営の個性派書店のTwitterアカウントをチェックするのが楽しくて、どうせならもっと沢山の店を一気に知りたい!と思って読んでみた。タイトルに偽りなし!これは旅をしてでも確かに行きたい、日本各地に散らばる素敵な本屋の数々。新刊、古書問わず、店主こだわりのセレクトが光る棚。カフェ併設、古民家を改築した味のある建物など、様々な魅力に彩られた店の紹介を読むたび、素敵すぎて身悶え~!特に、本も読める宿泊施設の紹介ページは興奮しました。なんて夢のような空間!
殆どがインディペンデントな書店の紹介だけど、各地域毎に「地元の大きな本屋さん」の紹介もあり、名前を知っているいくつものチェーン店が地方発祥ということに、今更ながら驚いた。
大満足な一冊だけど、惜しむらくは東北地域の掲載店が少ないこと。すごくいい書店がいっぱいあるのに~!でもきっと、他の地域だって掲載しきれなかった書店がもっともっとあるはず。
実際にお店に行くことができたら最高だけど、オンラインで利用できる店もあるので、積極的に利用していきたい。HP掲載のある店は可能な限りチェックしてみたいと思っている。
本が売れないと言うけれど、地域に密着した、本好きにはたまらない店がこんなにも沢山あるんだから、この業界まだまだ捨てたもんじゃない!元書店員としては嬉しい限りです。ワクワクが止まらない~。 -
京都の誠光社さんに行きたいと思っていたので、手に取りました。
誠光社さんをはじめ、この春に行った恵文社一条寺店さん、行きたいと思っていた本屋さんや知らなかった本屋さんが、1~2ページにつき1件のペースでたくさん紹介されています。どういう経緯で本屋さんを始めたか、どういう品揃えをしているかが、写真と一緒に説明されています。
こだわりのある本屋さんだけでなく、各地で複数店舗を展開している「地元の大きな本屋さん」も小さく紹介されています。なんと、そこに私がいつも足を止める近所の本屋さんが載っているじゃないですか!私にとって「売り場面積あたり、心の琴線に触れる本に出会える確率」が1位の本屋です。普通のチェーン店の普通の店舗なのに、なぜここが選ばれたの?とびっくりしつつ、私の目に狂いがなかった、と、ちょっと嬉しい気分です。
私の親戚が住んでいる超ド田舎のブックカフェも紹介されていて、車かバスでしか行けない何もないところなのに、こんなところにブックカフェってあったっけ、と、これもびっくり。そういえば、ずーっと前に母が行って何か食べたと話していたなぁ、と記憶を思い起こしました。良かったとは聞いていたけれど、この本で紹介されているようなステキなところとは想像もつきませんでした。百聞は一見に如かず。絶対母と行こう、と思います。
5年前に出版した本なので、すでに移転していたり、名前が変わっているのは仕方がないところ。
それ以上に、ド田舎のブックカフェから近所の普通の本屋さんを網羅する取材力に驚きです。 -
素敵な本屋さんがてんこ盛りでした。
ほぼ図書館時々大型書店の自分にはとても眩しく見えます。
古典藉とか和綴じ本など取り扱いがある本屋に興味が湧いてきました。
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書店巡りが一つのライフワークだと思っています。
地方に行くと必ず書店に寄って、どんなラインナップなのか確認します。
たまたま立ち寄った駅の書店でも、独立系の個性的な書店でもよれる時間が有れば必ず寄ります。
そもそも街歩きするときは書店の在りかを予め確認してルートを決めます。
旅なんて行ったらそもそも書店ありきでスケジュールを組みます。観光地なんてほとんど行かないで書店に行きます。
なので、この題名の本があるという事は、同好の士が一定数いるという事なので、いつかどこかでこの本を愛読している人と出会えるかもしれません。
この中にも行ったことのある本屋沢山ありますが、地方の書店は行っていない場所の方が当然多いのでいつかは行ってみたい本屋が沢山ありました。中でも「さわや書店フェザン店」や「いわた書店」は憧れの聖地です。
僕がこの中で好きな書店は山梨の「春光堂書店」群馬の「フリッツアートセンター」です。どちらも本屋さんとしての充実度が高いです。おしゃれな本屋さんもいいのですが、選書までおしゃれすぎたり、希少本に特化していたりすると、読書、という点では弱いなと感じてしまうんです。なので、町の書店としての土台の大きさも持ち合わせている書店が好きです。
この本を参考に書店巡りに邁進するぞ!! -
古本屋や個性派書店は
観光地と相性がいいのかな
(なんとなく)
旅先で出会った本
非日常で出会った本は
それだけでも思い入れや
価値あるものになる
妙興寺ブックオフにて購入 -
本屋さん巡りは2023年の目標です
(人生の目標でもある) -
【読んだきっかけ】
品川駅構内でぶらぶらしてた時にPAPER WALL エキュート品川店で見つけた本。
元々、地元の書店よりも出先や旅先で本屋に行くことが多かったので。
【心に残った要素】
地方ごとに執筆者が異なるが、それぞれにいいバランスで選出されているところが絶妙。
タイトル通り、旅をしてでも行きたい本屋がたくさん。
【ここが好き!】
宿泊できる本のある空間も紹介されていて嬉しい。いつか絶対行きたいと思っているのは箱根本箱、絶対。 -
当店も掲載していただいております。(キリ良く、123ページです!)
これを読むと、新刊書店、古書店を問わず、日本各地でユニークなお店が増えていることを実感します。中でも圧巻は125ページの「杣Books 」さん。何処にあるお店なのか?絶対に教えられません!
こ、これはまた面白そうなタイトルですね!
活字書体史という部分がすごく気に入りました。
ありがとうございます。
順番だっ...
こ、これはまた面白そうなタイトルですね!
活字書体史という部分がすごく気に入りました。
ありがとうございます。
順番だったり順番でなかったりしますが、読んでみますね。
どんどん読んでいってください。
旅は簡単には終わってくれませんよ。
た...
どんどん読んでいってください。
旅は簡単には終わってくれませんよ。
たのしい旅になりそうですね!