世界のしおり・ブックマーク意外史

著者 :
  • デコ
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本棚登録 : 78
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784906905157

感想・レビュー・書評

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  • HummingBird Bookshelf 四条烏丸店はInstagramを利用しています:「栞。それは読書時間を豊かにする、 . みなさんは読書をするとき、栞を使いますか?使うとしたらどんな栞を使いますか?ボクはレザーの栞を使っていて、読書を中断するとき、その栞に触れるとき、次この本をまた読み始めるときにもこの栞に触れるんだと、少し豊かな気持ちになります。我らが鷗来堂…」
    https://www.instagram.com/p/B2SjaoeFzp3/

    <77>読む喜びと書く楽しみ 元新聞記者が田原町で始めた小さな本屋 | 朝日新聞デジタルマガジン&[and](2017.11.16)
    https://www.asahi.com/and/article/20171116/400031523/

    世界のしおり・ブックマーク意外史 | deco
    https://deco.official.ec/items/14220622

  • その時代の本を知れば、その時代のしおり・ブックマークもわかる。
    本の歴史の中で登場した様々なしおり・ブックマークを語る。
    ・世界編  ・日本&北東アジア編  ・特別付録
    ・しおりギャラリー
    ・「しおり・ブックマーク」参考図書・資料リスト
    本そのものの歴史だけでなく、本の材料や図書館、文字、
    印刷、製本、装幀、読書、辞書、書斎等を詳らかに辿り、
    生活や宗教などでの本の形状の違いに付随する、
    その時代のしおり・ブックマークについてを紹介しています。
    確かに、巻子本と冊子本や、教会の大型聖書と托鉢修道士の
    持ち歩く聖書では、しおり・ブックマークの形状が違います。
    また、雑学的な本に関するエピソードが面白い。
    漱石がイギリスから持ち帰ったブックマークを、栞の名称で
    小説に登場させたこと。そのブックマークが現存していること。
    ある作家はブラジャーをしおり代わりにしたこと・・・等々、
    蘊蓄溢れるエピソードが好奇心を大いに刺激してくれました。
    そして、なんといっても、本文のあちこちに散りばめられた、
    カラー画像のしおり・ブックマークの数々の素晴らしいこと!
    しかも、自費出版という心意気にも感嘆!
    読んで良かった・・・買って手元に置きたくなりました。

  • 貴重な資料。カラーの図版が嬉しい。しおり収集家がいることに驚き。コラム的な文章もスパイスがきいている。

  • 本を焼く者は、やがて人も焼くようになる

  • 九州産業大学図書館 蔵書検索(OPAC)へ↓
    https://leaf.kyusan-u.ac.jp/opac/volume/1273763

  • 本そのものや活字について書かれたものは多いですが、栞とは盲点でした。海外ではコレクター同士の交換会が行われているなんていいですねぇ~。豊富な写真を見るだけでも楽しいのは勿論、様々な角度から栞、ひいては本全体を見渡した素晴らしい一冊。

  • ふむ

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