子どもの「やってみたい」をぐいぐい引き出す! 「自己肯定感」育成入門

著者 :
  • 夜間飛行
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784906790340

感想・レビュー・書評

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  • 私がこれまで読み漁ってきた自己肯定感関連の書籍がひとまとめになった教科書のような一冊だった。
    だから目新しいことはあまり無かったけど、子どもとの関わり方を改めて見直す良いきっかけになったかな。

    ・子育ての究極目標は『自立』
    →そのために親ができることは自己肯定感を育てること
    ・安全基地をつくる、コーチ目線になる、子どもの自己肯定感は家庭で芽を出し社会で育つ
    ・子どもを評価したいときは、他者ではなく過去のその子自身と比べる
    ・結果が出なくても「何を学んだか」を問いかける
    ・子どもの「好き」を集めたファイル(ポートフォリオ)を作ってみる
    →好きの在り処が分かって精神的な落ち着きをもたらす

  • 自己肯定感について学ぶべく借りてみた本。
    たしかにと思える部分多くて参考になった。
    まとめ。安全基地、コーチ目線、社会で育てる。

    メモ
    ・子供のやってみたいを引き出す。小さな成長への気づき。成果よりも努力や成長を評価。
    無条件で受け入れてくれる安全基地の存在。
    目標は低く設定する。
    大きな目標は小さな目標、現実的な目標に。
    三つの比べない。他の子、兄弟、昔の自分。子供でなく。
    成長に気づかせることが重要。
    変われる、成長できる、次があるという感覚が重要。
    失敗から学ぶことを理解する。失敗話を話すなど。
    成功失敗でなく、何を学んだか。
    場数を増やす。
    ・自分自身で考える機会を増やす。
     先回りをやめることが自立につながる。
     気を利かせない。見守り励ますコーチの役割。対等な目線。
     役割が成長サイクルを後押しする。他者との関係性。
     親は親、子供は子供。別であると認識する。入り込みすぎない。
    ・安全基地をつくる
     未来ではなく、過去を語る。 
     短所は克服させようとしない。
     ●●なタイプと型にはめた言葉を使わない。リフレーミングで見方を変えて表現する。
    自身の好きがわかるようにしてあげる。
    ・勉強習い事を通して壁の乗り越え方を学ぶ。
     小さな壁を乗り越え、大きな試練に立ち向かう力がつく。
     国語の文章題を通して問題の分解を覚える
     勉強は教えないで考えさせる。対話で。、
     成長の踊り場の経験。

  • 気をつけていてもできていないことに、改めて気付かされた
    過干渉にならないように
    子育ての目的は「子の自立」を肝に銘じる
    親、大人がまず変わる

  • ハッとする内容が多かった。

  • 自己肯定感を高めるためにできることがたくさん載っていて、分かりやすい。
    具体的な声かけが豊富で実践しやすそう。

    勉強に関することや声かけが参考になったので、小学校に上がる前後のタイミングでもう一度読みたい。

  • 子どもにとっても、もちろん大人にとっても「自己肯定感」は重要なキーワードになる。自己肯定感を育てていくことが、子どもの幸せにつながる。あと、改めて「比較しないこと」は大切なのだと感じた。

  • 注意すべき親の言動やおすすめの子供へのかかわり方が比較的わかりやすくまとまっていたと思う。

    ただそれをしっかり実行できるか?
    というととても難しいのだけど…

  • 分かりやすくて、良いと思います。
    この類いの本は読みながら「分かってる、知ってる」とササッと読み進めがちですが、実際こんな言動ができてるか?身に付いてるか?子どもの前で瞬時に反応できてるか?と自分を正面から見つめてみると、たいがいできてない。
    身に付く前に、子どもはどんどん成長していってしまうので大変なのです。噛み締めて読んで、ぜひ身に付けたい!!
    思考の矯正なのです。
    著者の平岩さんの語り口が小気味良くて非常に好きなのですが、この本を読んでいても実際に目の前で講義してくれてる感じがして良いです。

    「先生や親は子どもの前で完璧を演じすぎていないか?」これに私も同意です。私は子どもを産んだときから子どもの前でありのままでいようと生活してます。
    私の人生は失敗と後悔だらけ、それでもなんとか、より良くを目指して踏ん張って生きているというのを見せている。もっとも私なんかより私の二人の子どもの方がよっぽどスゴイと心から思っている。なので、私は子どもの前での一人称は「わたし」です。「お母さん」ではありません。社会的役割でしかない、お母さん。子どもの前では同じ人間です。だから、お互いに正直に話せるんじゃないかなと、自分の経験からも、そう考えています。
    だから、日本の先生は自分のことを「先生は~」と言うの変じゃない??と思ってます。恥ずかしくないの?そんな上から目線じゃ、話を聞く気も失せてしまう。
    本書で紹介されている「Don't Laugh at Me」
    多様性の理解やいじめ防止を目的としたプログラムに共感します。正に、大人と子どもの心の距離を縮められると思います。
    そして私は、子どもをいつまでも下と扱う限り、子どもの自立を阻むと考えています。

    【勉強に「苦手意識」を持たせないために「算数」でつまずかない】→正に、私自身のことです。4年生の算数をきっかけにつまずき、自己肯定感は下がりまくり、勉強大嫌い、中学数学の時間は腹痛、そしてまさしく「人生において尾を引いて」います。
    4年生の時、忘れもしない。
    先生、同級生、そして親にバカにされ「なんでこんなことも分からない?!」本当にひどい時代でした。

  • 凄く良かった!
    参考になることや実践してみたいことが沢山載っていた。
    もう一度読みたい。

  • 早期から自己肯定感を育むと言う意味ではぜひ子供がいる方には読んで欲しい本。コーチとして具体的に子供の発言にどのような発言を返してあげるのかというのが1番参考になる。

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