驚く力ーーさえない毎日から抜け出す64のヒント

著者 :
  • 夜間飛行
3.88
  • (17)
  • (15)
  • (16)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 178
感想 : 17
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784906790043

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 以前読んだ本から繋がった本。
    この手の本は終着点はおおよそ似通っているので、スピードで読み進めていく。
    しかし、途中からペースが落ちる。
    自分の中にある言葉や考えの枠の外側に触れる。
    著者は精神科医。
    自分の心の動きを言語化されると妙にワクワクしてしまう。
    あとでもう一度読み直そう。
    そんでもって、色々ノートに書こう。

  • 身体感覚に触れているのが新しい。
    心と体は関係していて、どちらかだけに重点を置くのではなく、どちらも大切にすることでようやくうまく行くような気がしている。

    *p76「た」が抜けている。

  • 自分の外に自分の「本体」を託す…【お守り】は、自分を守りながら、その能力を最大限に発揮する一番いい方法。(ソウルジェムのイメージ)例えば感情に振り回されやすかった女性が出産を機に芯のぶれない強い女性に変わることがある。子どもに自分の本体を託してしまうことで、自分の心と身体に振り回されずに生きていけることができるようになった、ということかもしれない。

    心は刺激依存症。良い悪いを問わず刺激を求める。求めるままに刺激を受け続けると、「驚く力」はどんどん枯渇していく。

  •  仕事を辞めてから学ぶ楽しさが一段と増したような気がします。子供の頃に帰ったような(^-^) でも、一方で、歳を重ねると、驚くことが少なくなったような気もします。「驚く力」、それが私たちを学び成長させる源だと著者は語っています。この本には「驚く力」を取り戻す64のヒントが紹介されています。私が膝を叩いたのは次の2つです。①出会いの場にはノーガード(先入観を捨て、相手にラベルを貼らずに)で臨む ②すべての日常は「本番」である。
     精神科医、名越康文「驚く力」、さえない毎日から抜け出す64のヒント、2013.9発行、再読。ワクワク・ドキドキ感は本を読んで体験しています。そんな本に出会うと心から嬉しいですw。本以外では、歳を重ねるごとに少なくなってきました。この本を読んで、印象に残ったのは次の3点です。①出会いの場にはノーガード(先入観なし)で臨む ②知的無駄話を楽しむ ③書くことが最強のエクササイズ。

  • Vol.235 人生を変える!「孤独な時間」を持たない人が無くしていくモノとは?http://www.shirayu.com/letter/2013/000475.html

  • 退屈で困っている人におススメ!
    人間には第二の所属が必要でお守りを大事にすることで心が安定するようです。

  • 心の速度を落とす 第二の所属を持つ 書いて深める

  • これは、タイトルからでは内容が伝わってきづらいけど、名越さんの本のなかでは、かなりおもしろかった。
    未来を値引きする、とか、自分もやってしまってるだろうなぁと思いながら読んだ。知的無駄話のところは、わたしがいいなぁと思うことがそのまんま書かれているかんじ。好きやなぁ、名越さん。また読みたい。

  • 押し付けがましくもなく、説教くさくもなく、変に自己啓発もしていなく、素直に読める本です。
    「知的無駄話」という言葉、しっかりおぼえておこうと思います。

  • ■方法論が仏教っぽい。

全17件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1960年、奈良県生まれ。精神科医。相愛大学、高野山大学客員教授。専門は思春期精神医学、精神療法。近畿大学医学部卒業。大阪府立中宮病院(現:大阪府立精神医療センター)にて、精神科救急病棟の設立、責任者を経て、1999年に同病院を退職。引き続き臨床に携わる一方で、テレビ・ラジオでコメンテーター、映画評論、漫画分析など様々な分野で活躍中。主な著書に『驚く力』(夜間飛行)、『自分を支える心の技法』(医学書院)、『どうせ死ぬのになぜ生きるのか』(PHP新書)などがある。

「2015年 『日本の反知性主義』 で使われていた紹介文から引用しています。」

名越康文の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×