結婚に遅いということはない 「いつかは結婚」をかたちにする本

著者 :
  • さくら舎
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本棚登録 : 91
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784906732760

作品紹介・あらすじ

「結婚したい!」に振り回されていませんか?結婚カウンセラーが教える「成功する結婚」への道。
結婚を焦ってしまう30代女性は多いが、著者の経験上、37歳がもっとも不安になるピークの時期とのこと。しかし、焦れば焦るほど、結婚から遠ざかってしまうことも事実。「結婚したい!」で暴走している30~40代女性の何が違うのか、考え方のどこが間違っているのかを、結婚カウンセラーであり牧師でもある著者が、愛ある言葉でズバッと指摘。「結婚相手は恋愛相手とは違う」「相手を変えようとしてはダメ」「『結婚すれば幸せになれる』という勘違い」「結婚の動機が『一人はさびしいから』ではダメ」など、婚活女子には目からウロコの話が満載。豊富なあるあるエピソードにうなずきつつ、結婚への道を示してくれる言葉に元気がもらえる一冊!

感想・レビュー・書評

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  • 結婚に焦ることもないし、絶対しないといけない訳でもない。でも、悪くないよねって本。「人間は精神的な生き物」という言葉が残った。

  • 結婚という旧来の枠組みにとらわれることはない、自由な時間を楽しんだり、恋愛を楽しんだり、事実婚という選択肢もある。焦って結婚する必要はないし、結婚しないという選択肢もある。もちろん結婚するにふさわしい理由があれば結婚すればいい。そんなシンプルな真理をわかりやすくまとめた良書です。著者の石井希尚先生は結婚カウンセラーだそうだけれど、結婚以外の選択肢もあるということを真摯に伝えている姿勢にとても信頼感が持てました。

  • 30女史に送る一言。日々の他愛ない生活を大事に出来るか、それが大事。結婚は目的地がはっきりしている旅です、という言葉が言い得て妙。
    (1)人は目標意識のない生活の中で充実感を見出す事は出来ない。
    (2)30代からの社会人の生活には高校生の恋愛と違って学校をサボって二人っきりでイチャイチャしあう様な時間はありえない。忙しい毎日がそのまま継続される。
    (3)頼れる男性は基本的に男の本能的傾向てある征服欲が盛んな男。
    (4)好きという感情が結婚の根拠にはならない。
    (5)結婚は生活のこと。生活とは地味な事の繰り返し。結婚生活では二人の関係がいかに良好でどの位充足しているかという事の方が大事なのです。
    (6)結婚とは帰属欲求を満たすもの。相互理解と受容の関係の成立。相手を自分の親以上の存在として認めること。相手を尊敬し続ける事。

  • 借りたもの。
    反面教師・教訓としての事例を多く紹介している本。
    よく考えもせず「好き」という一時的な高揚感の時にノリと勢いで結婚することへの警鐘を鳴らしている。
    大切なのは、自分の生きる目的、成りたい自分を知り、その上で自分を愛し、そして他人を知り、他人を愛することだろうか。
    そのためのコミュニケーションのハウツーが書いてある訳ではない。
    ただ、婚活の目標を「結婚する」に絞るのではなく、「自分がどう生きたいか」そのためのパートナーとして人間性を見る様に薦める事は、励みになった。
    聖書の概念を軸にしているので説教的な部分が多いような…
    優しい言葉が欲しい時にこの本を読むと、女性は苦しくなってしまうと思う。
    読者層を女性としているためか、女性の良くない面が多く強調されているようにも思えるのは、私が女性だからだろうか……
    この本でも女性のほうが男性よりも共感能力が高いことを指摘しているので、読んでいて女性のほうが「あるある」であったり、耳が痛くなるのかもしれない。

    結婚を長続きさせるためにも、コミュニケーション能力を高めるためにもと、著者のプリマリタル・カウンセリングを薦めているのだが、結局それがどんなものなのか解らなかった……
    カウンセリングはクライアントのケース・バイ・ケースなので、一概に言えないためかもしれないが、ちょっと消化不良感が否めない。

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著者プロフィール

◆石井希尚(いしい まれひさ)/ Marre (マレ) 牧師、カウンセラー、作家、HEAVENESE座長 株)コミティッド代表。教育問題と並行して音楽活動にも力を注ぎ、新人歌手のバックなどのキャリアを積み、91年、デビュー。93年渡米し一般カウンセリング、プリマリタル・カウンセリング、聖書学などを学び、インターンを経て牧師に。日本においてプリマリタル・カウンセリングを広めた第一人者でもある。処女作「この人と結婚していいの?」(新潮社)は20万部を超えるロングセラーに。2012年秋、日本精神を発信する音楽一座HEAVENESE(ヘヴニーズ)で米Stilettoflatsよりデビュー。外務省後援実績のあるイベントを主宰する等、国内外で活動。妻・久美子と共に夫婦二人三脚で多方面にわたり精力的に活躍中。著書多数

「2021年 『夫婦の断絶、親子の断絶、世代の断絶から蘇るための 「ドクターと牧師の対話」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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