町山智浩の「アメリカ流れ者」

著者 :
制作 : TBSラジオ「たまむすび」 
  • スモール出版
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本棚登録 : 142
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784905158509

作品紹介・あらすじ

TBSラジオ「たまむすび」の人気映画コラムがついに書籍化。
映画は、何も知らずに観ても面白い。でも、知ってから観ると100倍面白い。観てから知っても100倍面白い!

『スター・トレック BEYOND』『ジャンゴ 繋がれざる者』『フューリー』『この世界の片隅に』『ブレイキング・バッド』『ウルフ・オブ・ウォールストリート』『レヴェナント:蘇えりし者』『クリード チャンプを継ぐ男』『テッド』『トランスフォーマー/ロストエイジ』他、合計21本の傑作コラムを収録。


もしも町山さんと旅をしたらトラブルが多そうですが(笑)、「映画の世界の旅」なら話は別!!当代随一の映画案内人のガイドは、とにかくおすすめです!
赤江珠緒(「たまむすび」パーソナリティー/フリーアナウンサー)


山里亮太(南海キャンディーズ)インタビュー
海保知里 寄稿

感想・レビュー・書評

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  • TBSラジオ「たまむすび」での町山さんの映画コーナーを本にしたもの。

    なるほど、という切り口で面白い。

    スタートレック 
     多様性のメンバーたち

    X-MEN 
     マイノリティーがマイノリティーを守る

    ジャンゴ
     ブラックスプロイテーション+マカロニウェスタン
     ※マカロニウェスタンは淀川さんが命名

    ゴーストバスターズ
     女性嫌悪からネガティブキャンペーンでこけさせられた。

    レヴェナント
     ディカプリオのアカデミー賞への執念

    キングスマン
     ギリギリのブラックジョーク

    ムーンライト
     メリルストリープのゴールデングローブ賞の授賞式のスピーチ
     「我々俳優は、自分以外の人を演じることが仕事です。知らない人になる、自分と関係のない人になりきるということは、その人たちのことを理解することなのです。」

  • 「地域研究論(アメリカ)」 伊達雅彦先生 参考図書
    https://library.shobi-u.ac.jp/mylimedio/search/search.do?target=local&mode=comp&materialid=00078940

  • 筆者の人種差別などの偏見に対する考え方だけでなく映画の背景のある思想なども説明していてかなり面白い。映画産業のこともよくわかる。

  • ラジオの人気コーナーの書籍化。映画を観たくさせる見事な解説。以下、備忘録。
    ●スタートレックBEYONDは、ダイバーシティの物語。キング牧師も「スタートレックはすごい」といった。白人以外のキャラを白人が演じること=ホワイトウォッシュ。●メリル・ストリープがゴールデングローブ賞の授賞式でスピーチに引用したレイア姫、キャリーフィッシャーの言葉「私たちは心を打ち砕かれることがあります。でもそれを拾い集めて作品を作るんです」●ロッキーの名セリフ「Go the distance(最後までやり通せ)」●ジョブズの妹もなシンプソンはTVプロデューサーと結婚。彼は「ザシンプソンズ」を作り、長女役を「リサ・シンプソン」とした(リサはジョブズの娘の名前、Macの名前にも)

  • ポッドキャストで聴いてたのだけど、ラジオクラウドよくわかんなくて聴かなくなっちゃったのよな…ちゃんと聴こ。

  • ついにNetflixをアニメ以外で使う日が来た。今日だ!

  • TBSラジオ”たまむすび”は聴いてないので、書籍化してもらえるととても嬉しい。メジャーな映画ばかりなので読みやすいし、一度観た映画でももう一度観たくなる。
    ケヴィン・スペイシーって若い男性にセクハラして(何人も)芸能界、引退したの?
    いい俳優だったのにもったいない!

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著者プロフィール

1962年生まれ。映画評論家。1995年に雑誌『映画秘宝』を創刊した後、渡米。現在はカリフォルニア州バークレーに在住。近著に『トランピストはマスクをしない コロナとデモでカオスのアメリカ現地報告』(文藝春秋)、『映画には「動機」がある「最前線の映画」を読む Vol.2』(集英社インターナショナル)、『最も危険なアメリカ映画』(集英社文庫)、『町山智浩のシネマトーク 怖い映画』『町山智浩の「アメリカ流れ者」』(スモール出版)などがある。

「2021年 『町山智浩のシネマトーク 恋する映画』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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