わたしたちのたねまき: たねをめぐるいのちたちのおはなし

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感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784905015345

感想・レビュー・書評

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  • 緑の手を持たないわたしでも、知らないうちに地球という広い庭にたねをまいていると考えたらわくわくしてくる。訳した梨木香歩さんによるあとがきもとてもいいです(特に最後の段落!)。

  • いろんな動物たちが種を運んでいます、もちろん風や雨も。命のつなぎを感じるものでありました。登山者の靴が種を運んだり、動物の毛に絡まったり。生きるみんなが命を地球を互いに支えているんだと感じます。訳者・梨木さんのあとがきも素晴らしです…「この辺境に飛ばされてきた種なのだ、と思えば、今生きていることそのものが、重大な任務のように思えます」。もちろん絵も素敵ですし、穏やかな気分にそして頑張ろうという気になれました。子供向けに選びましたが、わたしの方が気に入ったかな。

  • 植物のたねをまくのは人間だけではない。
    昆虫、動物、大自然の中で盛大にまかれる!

  • 人間が庭に種をまきました。でも、だれも種をまいていないところでも、草花ははえてきます。いったい誰が種をまいているのかな?じつはね、みんなが種をまいているんですよ。
    美しい絵で、種が運ばれていく様子を丁寧に描いています。この本を読んだ後には、世界が少し違って見えるかもしれません。

  • 「梨木香歩さんによるあとがきも必読です!」だそうです、、、

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    たねまきを通じて、命のつながりを伝える絵本
    http://www.norashoten.co.jp/books/01/post-260.html

  • 読了

  • たねがどうやって運ばれるのか。繊細な絵で描かれる。訳は梨木香歩さん。少人数向け。中学年からかな。

  • 自然界の種まきのお話。
    風に吹かれたり、鳥に食べられたり、雨に流されたり、動物や人間にくっついて運ばれたり、種たちは様々な方法で遠く遠くに旅をする。自分も自然の種まきに参加している一員なのだと生きる役割に思いを馳せる。
    「一人ぼっちで孤独だな、と感じたときは、自分は本来自分がいる場所から遠く、この辺境に飛ばされてきた種なのだ、と思えば、今生きていることそのものが、重大な任務に思える。お日さまの光を浴びて、大きく息をして、この、奇跡的にあたえられた任務を楽しみましょう」という梨木さんの言葉が大きな収穫だった。

  • こういう話めっちゃ好き。子供の反応は上はまぁまぁなんだけど下はそんなに…って感じだった…

  • すてきで、きれいな絵本です。

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