- Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
- / ISBN・EAN: 9784905015109
作品紹介・あらすじ
「カエル嫁」「子どもと馬」など、旧チェコスロバキア、ルーマニア、旧ユーゴスラビア、ポーランド、ハンガリーの昔話を、全16編収録。小学校中学年以上。
感想・レビュー・書評
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三本の金の髪の毛/皇帝の玉座で歌をうたったオンドリ/ブドーリネク/父さん子と母さん子/かわいいメンドリ/魔女に追われたむすめ/水底の主ニッカーマン/ねがいっ皮/羊飼いの花たば/バーテク王/悪魔と勝負をした百姓/五つのパン/ほらふきくらべ/カエル嫁/ブタ王子/子どもと馬
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中・東欧の昔話は生き生きしていてパワフルで好き。
降矢さんの絵も好き。
ただ、読みながらどことなく違和感を感じていた。
あとがきを読んで府に落ちたけれど、重訳なんだよね。(松岡さんなので考えてみたらわかることでしたが。)
ペトルがピーターになってるくらいの微妙な違和感。
でも、読みやすく、語りやすそうでとても気に入った。 -
中東欧の昔話。知らないお話もあり楽しく読めました。降矢ななさんの絵も素敵です。覚えたいお話もありました。時間を忘れてゆったりと楽しみたい本です。
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各国童話集。
表題になっているものは読んだ事があるのですが
船漕は一番最後だったような…気が。
アレンジ色々、です。
ほぼ知らない話、も半分でしたが『ねがいっ皮』は
猟師と欲深な妻、が出てきた話に似ているような…。
あれは願いを叶えてくれるのが、魚でしたが。
多分、欲をかくな、という意味合いであろう『五つのパン』は
すぐさまそんな計算ができる裁判官がすごい。
こうならないといけない、というのもあるかも?
皮を脱いだら人が出てくる系は色々読んだ覚えがありますが
蛙と豚はなかったです。
動物の皮って多いのでしょうか? -
中東欧の昔話。以前でたものに新しい絵をつけて、文字も少し直したものだそうな。
「金色の髪のお姫様」http://booklog.jp/users/melancholidea/archives/1/4001156571とかぶるかなと思ったけれど案外ダブりはなかった。
知らない話もチラホラ。
民話は本当は原語から訳すべきだけどこれは英語から訳している、とのこと。
表題作が「金色の髪のお姫様」と細かいところまで同じなのは底本が同じなのかな?
絵も文字も、古い良い児童書風。見返しも素敵。
自分が読んで育ったようなのを思い出すから、知らない話を読んでも懐かしい。
中東欧の話だけど、案外アジアの民話に似ているところが多い。
偶然の相似っぽいのもあるけれど、伝わったような似方もある。
同じ大陸なんだなあ。 -
『五つのパン』小6読み聞かせに◎
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20130525子どもの本棚掲載♣