すゞしろ日記 参

著者 :
  • 羽鳥書店
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本棚登録 : 83
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (152ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784904702697

作品紹介・あらすじ

「 UP版すゞしろ日記」第101~150回(『UP』)を中心に、「当卋 銀座探訪」(『銀座百点』)、「暁斎絵日記風」(『美術手帖』)、「今月の野菜」(NHK 趣味の園芸『やさいの時間』)、「ラヂオの現場 見学記」「私的 愛しのスターウォーズ」「それ行け! オランジュリー パリー美術紀行」(『BRUTUS』)、「姫路城 見学記 ただ今工事中」(『婦人画報』)、「ワンだふるアートワールド」(『SPUR』)を収録予定。

感想・レビュー・書評

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  • 相変わらず面白い。いつも最初の方に収録される、UPに連載された日記以外のものが、壱と比べると薄味なのはまあ仕方がないか。奥さんの描き方が、今回はなんだかやわらかい。壱なんか、こんな風に描いて大丈夫なのかとちょっとハラハラする感じだった(実際一時は登場を拒否してたし)。描き方を変えただけなのか、現実の反映なのか、少し気になる。

  • アーティゾン美術館での展覧会を観たのです。目当てにしていた来迎図は勿論良くて、元気が貰えたように感じたその上に、あちこちにエッセイ漫画が散りばめられ、これらが可笑しいのです。でも手書き文字を読むのは、思いの外時間がかかります。その日は後の約束があるので切り上げて、ショップでエッセイ漫画が本になってないか探したところ、ありました。購入した1冊がこの本。

    くすっと笑えます。私は吹き出したりしたことも。電車やバスでは要注意です。けど、大きいから持ち運ぶ人はいないかな。私は帰りの電車で包装破って読み出したんですが。

  • ふむ

  • 「ワンだふるアートワールド」は今までで一番のツボ。星が足りないと思ったら、いよいよ手が追いつかなくなってきたのか今回は手ぬ……余白を生かした回が多いのが寂しい。詰まっている時はかなりの濃縮ぶり。
    話題が多岐にわたるので、その時々で読みたいところだけ開いて読むこともできて楽しい。一冊車やキッチンに置いておくと、ちょっとした無聊が慰められる。
    「みにょーん」で思い出し笑いが止まらない。

  • 独自のギャグセンスが面白いが、それ以上に落書きみたいな絵でも人体の特徴を的確に捉えているデッサン力が凄い。

  • 面白過ぎて大変でした!ポチ可愛いなあ。

  • 安定の面白さ。

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著者プロフィール

1969年東京都生まれ。群馬県桐生市育ち。東京藝術大学大学院修士課程修了。大和絵や浮世絵の様式を織り交ぜながら、現代の景観や人物を緻密に描きこむ画風で知られる。平等院養林庵書院に襖絵を奉納。新聞小説の挿絵やパブリックアートなど、幅広く活躍している。著書に『すずしろ日記』『山口晃 大画面作品集』『ヘンな日本美術史』など。

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