魔術士オーフェンはぐれ旅 解放者の戦場【通常版】

著者 :
  • ティー・オーエンタテインメント
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  • Amazon.co.jp ・本 (391ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784904376997

作品紹介・あらすじ

「戦術騎士団」の崩壊から数日後。オーフェンは指揮官としての責任を問われ、市議会により拘束されていた。そして、騎士団と魔術学校の運営を託されたマジクたちは、それぞれの立場から秩序維持のために動き始める。一方、マヨールは妹であるベイジットを追うために、「キエサルヒマ魔術士同盟」を離反し、原大陸を放浪する。辿り着いたのは魔術士のいない開拓地。「ヴァンパイア」たちが統治する村だった。すべてが混沌とし事態も収拾されぬまま、「反魔術士勢力」を支援するために一隻の船が入港する。「ガンズ・オブ・リベラル」。解放と自由を歌うその船は、魔術士にとっての脅威を詰め込んだ装甲船だった。原大陸の覇権をめぐる抗争は三つ巴の様相を呈し、新たな戦火は各地へと広がっていく。

感想・レビュー・書評

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  • 感情で理想で利害でと対立しつつ錯綜していく関係図に、前巻でオーフェンの言ってた「いずれ負ける戦い」という言葉を改めて思い出す。イシリーンが笑わせてくれるやら格好いいやらで、主役コンビに視点が移るのが楽しみになってきた。あとコルゴンの捕まりっぷりと暴れ方と天然さはやっぱりコルゴンだなぁ。敵ながらケイロンの濃ゆい台詞回しに楽しませてもらったので、単発キャラなのがちょっと惜しい。

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著者プロフィール

1973年東京都生まれ。1991年『ひとつ火の粉の雪の中』でファンタジア長編小説大賞準入選を受賞し、作家デビュー。「魔術士オーフェン」シリーズが累計1000万部を超える大ヒットとなり、ライトノベル作家として活躍を続ける。一方、一般文芸、アニメノベライズ、PCゲームの脚本などにも活動の場を広げている。その他の著書に『機械の仮病』『虐殺機イクシアント』「巡ル結魂者」シリーズなどがある。

「2017年 『攻殻機動隊小説アンソロジー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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