- Amazon.co.jp ・本 (452ページ)
- / ISBN・EAN: 9784904292921
作品紹介・あらすじ
舞台はライブハウス「ブードゥーラウンジ」。“はみだし者”たちが、好きなことを続けるために、自分の居場所をつくるために、日夜繰り広げる大騒動はやがて物語的結末を迎える―。血湧き肉躍る、ノンフィクション・エンターテインメント!
感想・レビュー・書評
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福岡のライブハウスに集う(上品に言うと)個性あふれる面々。ひとりひとりが、濃いと言うか、熱いと言うか、とにかくフツーじゃない。万人に大声でおすすめするには躊躇するネーミング(だけどさすがのヨコチンレーベル魂!)登場人物が皆、どこかふつうからナニカがはみ出してる!
人には会うべき人に出会うタイミングがあるのだ、とつくづく思う。前作『へろへろ』を読んだ人にはたまらないエピソードも満載。
今、日本だけでなく世界中がコロナウィルスに怯え、ライブハウスは目の敵のようにされ、人は人と直接出会えない。
でも、このまま終わるはずがない。あとから振り返った時、2020年初頭にこの本が出たことの意味が、必ず明らかになると信じてます。おもしろかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自室で大声あげて笑う。笑う!涙目‼️サイコー!
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天神のさるライブハウスを描いた人間模様。
ギラギラと燃える負のエネルギー。
世間からはみ出しまくってしまったやつらの
溢れる情熱の塊。
元気があればなんでもできる
バカになればなんでもできる
元気でバカなら言うこと無し。
一人一人が人類史上初登場。
誰にも似てないレア・グルーヴ。
素晴らしい言葉だと思ったので
忘れないよう書いておく。
いろいろ落ち込むことが多いなかで
熱いものをもらった本だった。 -
見返しの手書き感満載の見取り図と、それと正反対のカッコいいライブの絵を見ただけで、読む前からワクワクしてくる本だ。面白いに違いないと確信できた。
ブードゥーラウンジ行ってみたい!移転してもパワフルなステージは変わらないのだろうか。
絵の上手なモンド君、すごい!と思って調べてみたら、なんと「ウィーアーリトルゾンビーズ」のあの子だったのか。びっくり!才能っていうのはほったらかしにはされないんだなぁ。 -
本気
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はみ出し者たちが集まるライブハウス「ブードゥーラウンジ」。
下品な描写が続き、最初は抵抗がある文章だけど、読み始めると止まらなくなる。
ボギーさん、泣ける。