ブードゥーラウンジ

著者 :
  • ナナロク社
4.00
  • (8)
  • (8)
  • (5)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 122
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (452ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784904292921

作品紹介・あらすじ

舞台はライブハウス「ブードゥーラウンジ」。“はみだし者”たちが、好きなことを続けるために、自分の居場所をつくるために、日夜繰り広げる大騒動はやがて物語的結末を迎える―。血湧き肉躍る、ノンフィクション・エンターテインメント!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 福岡のライブハウスに集う(上品に言うと)個性あふれる面々。ひとりひとりが、濃いと言うか、熱いと言うか、とにかくフツーじゃない。万人に大声でおすすめするには躊躇するネーミング(だけどさすがのヨコチンレーベル魂!)登場人物が皆、どこかふつうからナニカがはみ出してる!
    人には会うべき人に出会うタイミングがあるのだ、とつくづく思う。前作『へろへろ』を読んだ人にはたまらないエピソードも満載。
    今、日本だけでなく世界中がコロナウィルスに怯え、ライブハウスは目の敵のようにされ、人は人と直接出会えない。
    でも、このまま終わるはずがない。あとから振り返った時、2020年初頭にこの本が出たことの意味が、必ず明らかになると信じてます。おもしろかった。

  • 自室で大声あげて笑う。笑う!涙目‼️サイコー!

  • 天神のさるライブハウスを描いた人間模様。

    ギラギラと燃える負のエネルギー。
    世間からはみ出しまくってしまったやつらの
    溢れる情熱の塊。

    元気があればなんでもできる
    バカになればなんでもできる
    元気でバカなら言うこと無し。
    一人一人が人類史上初登場。
    誰にも似てないレア・グルーヴ。

    素晴らしい言葉だと思ったので
    忘れないよう書いておく。

    いろいろ落ち込むことが多いなかで
    熱いものをもらった本だった。

  • 見返しの手書き感満載の見取り図と、それと正反対のカッコいいライブの絵を見ただけで、読む前からワクワクしてくる本だ。面白いに違いないと確信できた。
    ブードゥーラウンジ行ってみたい!移転してもパワフルなステージは変わらないのだろうか。

    絵の上手なモンド君、すごい!と思って調べてみたら、なんと「ウィーアーリトルゾンビーズ」のあの子だったのか。びっくり!才能っていうのはほったらかしにはされないんだなぁ。

  • 本気

  • はみ出し者たちが集まるライブハウス「ブードゥーラウンジ」。
    下品な描写が続き、最初は抵抗がある文章だけど、読み始めると止まらなくなる。
    ボギーさん、泣ける。

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

1965年福岡県生まれ。編集者。早稲田大学社会科学部卒業。ロック雑誌『オンステージ』、『宝島』で編集者として勤務した後、帰郷。タウン情報誌の編集部を経て、1998年からフリーの編集者として活動中

「2020年 『ブードゥーラウンジ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

鹿子裕文の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
村井 理子
若松 英輔
川上未映子
パオロ・ジョルダ...
川越 宗一
凪良 ゆう
グレイソン・ペリ...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×