中国文化大革命「受難者伝」 と「文革大年表」:―崇高なる政治スローガンと残酷非道な実態―

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  • Amazon.co.jp ・本 (586ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784904213476

作品紹介・あらすじ

■第1部―100万人を単位にしては、歴史は分からない。アメリカ在住の歴史家王友琴女史等が描く「文革犠牲者」の記録。1人1人の悲劇的運命から文革全体の真実、独裁政治の本質を問う。

■第2部―「中国現代史年表」作成に全生涯をかけた安藤正士、久美子夫妻の記念碑的業績≪文革大年表≫を今、世に問う。

著者プロフィール

1952年生まれ。女性。北京師範大学附属女子中学に飛び級で入学(13歳)、この年に文革が始まる。中学在学中、1966年夏、紅衛兵運動に遭う。両親の出身階級が教師だったため身分が悪いと迫害された。まだ17歳にもならないのに14歳の妹と共に雲南省に下放され、6年間、貧苦の中でゴムの木を植えさせられた。後、北京大学中文系に合格、社会科学院で博士号取得の後、アメリカにわたり、スタンフォード大学、シカゴ大学で教鞭をとり、文革の実態調査と歴史研究を続ける。
【著書】①《校园随笔》、随筆集、北京、北京出版社、1988年。②《鲁迅和中国现代文化震动》、博士論文、簡体字本、長沙、湖南教育出版社、1989年。繁体字本、台北、水牛出版社、1991年。③《文革受难者:关于迫害、监禁和杀戮的寻访实录》、香港、開放出版社、2004年。
【論文】《1966学生打老师的革命》,刊载于《二十一世纪》杂志,香港中文大学,1995。《恐怖的红八月》,刊载于《炎黄春秋》杂志2010年第十期,北京。《文革“斗争会”》(上)(下),刊载于《领导者》双月刊,2013年第五和第六期,北京/香港。《摧毁日记的革命》,刊载于《领导者》双月刊,2015年第五期,北京/香港。《毛澤東時代政治受難總論》(上)(中)(下),刊载于《傳記文學》,傳記文學出版社,2020年1~3月。
【共編著】『中国文化大革命「受難者伝」と「文革大年表」』(集広舎、2017年)、『文革受難死者850人の記録』(集広舎、2019年)、他英文論文を含め10数編を発表。他にインタビュー記事、雑感等々、多数がある。

「2023年 『〔中国文化大革命論文集〕  血と涙の大地の記憶』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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