- Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
- / ISBN・EAN: 9784904209509
作品紹介・あらすじ
現代思想から「5人」を考察すると、どんな「嵐」の姿が観えてくるのか?明治大学の人気講義の書籍化。
感想・レビュー・書評
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嵐うんぬんではなく、推しをどうとらえるかって話。
筆者の視点を理解しようとすることで、読者自身の視点を自覚し、視点の多様性に思いを馳せること。
そして自分と違った見方を楽しむ余裕を持ち、見方がさらに磨かれること。 -
メディア
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2017/11/1読了。
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アイドルが好きなので、社会学的にみたらどういう話になるのかなと興味があり買ってみました。言ってることは分かるのですが、ちょっと小難しく話を展開しすぎなのではという気はしました。大学の先生だそうなので仕方ないのかなぁ。でも、嵐の誰がセンターなのか、エースなのか定まらない感じ、逆に5人でバランスを取り合ってグループとして成り立っている感じは、SMAPなどとは違うのかも。
そういうグループの作り方としては個人的にはPerfumeが近いのかなという気もします。
著者は相葉ちゃん担当のようなので、相葉ちゃんへの愛?がところどころで滲み出ていました。笑 -
「嵐」がなぜ国民的アイドルグループになったのか、同じ国民的アイドルのSMAPとはどう違うのかを現代思想の枠組みを使って考察した本。
著者は明治大学の講師でその講座は立ち見が出るほどの人気らしい。
そんな人気講師の噂にたがわず、本書も「嵐」について著者の専門である現代思想の知識を使いながらもわかりやすく解説している。いわゆるアイドルの暴露本ではないので、それを期待するのであれば本書は的外れ。他を当たってください。一方、アイドルの存在について深く考えてみたい人には本書はうってつけである。 -
社会学部卒の端くれとしての好奇心と嵐が好き、さらにこういう本は「今」読まないといけないと感じて。。。同じジャニーズのSMAP、AKBやK-POPとの比較、各個人の役割や立ち位置、グループとしての魅力やターニングポイントを分析しているもの。研究=著者の好奇心=個人の好み・嗜好(恋愛感情、同性愛も含め)、だと思ってるのでいいんだけど、あまりに著者の「美男」好き好き♡な部分が多くて最後の方は正直ちょっとウンザリしてしまった。前半の冷静さを保って欲しかった。。。あと5年10年して読み返したら面白いんだろうなぁ。
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大学で語られるような分析のお話を、身近な題材を使っていることでわかりやすいのかな、という点を期待して読み始めましたが…。
結論から言うと、難しいことはきちんと論理立てて、こじつけをせずに語ったほうが実はわかりやすい気がしました。嵐は好き。言いたいこともわからないでもないけれど、題材に語りたかった本質は余計にわかりにくくなってしまったのが残念。
ただ身近な題材を使おうという努力は買いたいかな、とも思います。美女論よりも美男論のほうが時代を色濃く反映する気がする(なんだかんだ女性の美しさやらスタイルやらへの憧れは変わらないような…。)ので、その点では面白いかと思います。 -
うん。相葉担だよね( ̄▽ ̄)