文化系のためのヒップホップ入門 (いりぐちアルテス002)
- アルテスパブリッシング (2011年10月7日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784903951478
作品紹介・あらすじ
ヒップホップは音楽ではなく、ゲームです!
気鋭のライターとアメリカ文学者が、その誕生から現在までを
対談形式でお届けする目からウロコのヒップホップ講座
これであなたも立派なBボーイ!?
◎100枚のCDガイド付
感想・レビュー・書評
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ロックは(ドロップアウト)で資本主義からの脱却を特徴としている、
だからロックで売れてお金持ちになるのは資本主義の中で成功しちゃってるから矛盾する。
ヒップホップはその逆って表現が面白かった!
あとヒップホップの苦手としている弱い僕を表現することをカニエ・ウエストが(808 heartbreak)でやった点も、
そういえばリアルタイムで聴いてたなって思ってヒップホップの変革に高校時代に立ち会えていたと思って嬉しくなった!
ギャングスタだけがヒップホップじゃない!
日本人がヒップホップに対して抱いているイメージを変えてくれそうな一冊でした!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ヒップホップの聞き方がよくわからないなあと思って手に取った一冊。場を共有したコンペティションだという指摘は目から鱗だった。
ボカロとの類似性があるという記述が印象的だった。共有材としてあるものに、複数人が関わることでアップデートしていくというオープンソース的なあり方は、確かにポストモダン的だと思う。 -
数年前、挫折してたけど、読了。
ネトフリのヒップホップエボリューション見て、再勉強したい。
これから付箋立てまくって色々聴く。 -
読みながらヒップホップ聴くのめちゃくちゃ楽しい。
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ループが肝。気持ちいところをループさせることによって、踊れるし、いつも楽しくいれるという強欲な音楽。
→ブレイクビーツ。
ラップはあくまでコンペティションのゲームである。
白人と黒人の関係。白人に愛されているヒップホップとは?
ヒスパニックの台頭。
ヒップホップとお笑いの世界の類似性。アナロジー。
男中心社会。
南部の音楽への回帰。ファンク、ソウル。 -
ベストセラーだし、中古価格の安定からさっさと読んでメルカリだなという安易な考えで読み出したものの。入門と言われても知らない事の多さ、そしてその面白さ。大学での講義がもとになってるのだからそりゃそうなんだけど。ヒップホップに対する考え方を補強してもらい、自分なりに補正できたという読者でした。今までのブラックミュージックの聴き方をしているだけだでは、勿体無いのだという再認識を得ると同時に、資料的にとっておく事で更に使えるという上手な構成のせいですぐにメルカリから、続編も読んで揃えてから考えるかなという変化が生まれたよ。
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「文化系のための」とわざわざ銘打って間口を狭め多少偏った印象であるが読み物としておもしろいので一気に読み切ってしまった。ドロップアウトを美徳と讃えるロックに対してラップという声を挙げて資本主義に参入しビッグマネーを夢見る"イン"のヒップホップは成功に矛盾が無い。ヤンキーのファンシー好き、ギャングのメロウ好きには納得。日本のお笑い界や少年ジャンプとの喩えはわかりやすい。ジェイZ=ワンピースとな。
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有能
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何言いたいのか全く分からん読みづらい。普通にヒップホップの基礎学びたかった。
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こんな入門書が欲しかった!
読むだけでも概ね面白いけど、時間を使ってyoutubeで聴いてみたい。