わが家の闘争 韓国人ミリャンの嫁入り

著者 :
  • ミシマ社
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本棚登録 : 35
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784903908380

作品紹介・あらすじ

ちょっとだけと思って来た日本、未来の夫ヒロシとの出会い、3カ月で結婚、しかし……。
慣れない日本での生活につのる不満をすべて夫にぶつけた結果、
わが家の闘争の幕が切って落とされた!!
その原因は――もっとも近い外国同士でありながら、思いのほか違う日韓の文化の差……?それとも、たんなる性格の違い?

憧れの日本にやって来た韓国人ミリャンが綴る、容赦なき日常!!
兵役、お受験、整形手術……あの「気になる」も、まるわかり!

感想・レビュー・書評

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  • 思索

  • 特に真新しい情報は得られず、まぁありがちな日本へ嫁に来た外国人視点のエッセイだった。筆者の夫に対する口の悪さは結構気に入った。

  • ソウル生まれの韓国人女性が、日本人男性と結婚して、結婚生活の中で感じた出来事を綴っている。家を買おうとする話、夫の実家との付き合い方などの中で、韓国人である筆者が感じる習慣、文化の違いについて気がついた点はなかなか面白い。

    韓国のドラマって、食事のシーンが日本のドラマと比べると多い、という話があると思うが、食事の習慣についてはだいぶ日本とは違うようだ。前から気が付いていたことだが、日本人は、なぜかは置いといて、とにかく世界中のいろんな料理を食べる国民だ。中国人も、韓国人も、インド人も、イタリア人も、フランス人も、これほど他国の料理を普段から食べたりしない。気が付いてない人もいるが。

    複雑な世界情勢の中、政治のレベルではいろいろあっても、個人のレベル、文化のレベルでは世界が平和であるよう、いろいろ違いがあってもお互いを認め合う世界であって欲しいものです。

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    日本に嫁いできた韓国人妻が日韓文化などの違いを紹介

  • 韓国の受験事情の部分が特に興味深い。

  • 日韓のカルチャーギャップが楽しみながらわかる本。受験、整形、食欲…。日本に嫁にきた著者が、夫と繰り広げる闘い(というほどでもない。夫はかわすのが上手)。先日、新聞で扱われていたミシマ社の編集姿勢がわかったような気がしてきたのもちょっとした収穫。
    著者のブログはミシマ社のサイトでも連載中だそうです。続編に期待。

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著者プロフィール

1979年韓国ソウル生まれ。翻訳家。ソウルで大学を卒業し、カナダと日本で語学を学ぶ。4年前に出会った日本人男性に、つきあって3カ月で逆プロポーズし、結婚。現在は昔からの夢だった翻訳をしながら、がんばって日本の文化になじもうと鋭意努力の日々。もっとも近い外国同士でありながら、思いのほか違う日本と韓国の文化を紹介すべく、ミシマ社のウェブ雑誌「平日開店ミシマガジン」に「わが家の闘争 韓国人ミリャンの嫁入り」を連載中。

「2012年 『わが家の闘争』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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