チバユウスケ詩集 ビート

制作 : 中村水絵 
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784902943368

感想・レビュー・書評

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  • こうやって1冊の本になって読む詩と、
    曲を聞いて流れてくる詩では感じ方が違うと思った。

    チバのコメントがチバらしい。


    時々思い出した時に、詩を選んで読み返している。
    (購入)

  • thee michelle gun elephant〜The Birthday(第一期)までの数々の楽曲から本人及び関係者が選定した歌詞を一冊にまとめた詩集。
    ほとんどの楽曲にチバユウスケ本人が(それは彼の口数の少なさを表すように)言葉少なく一文を添えるというライナーノート的な要素も楽しめる。
    巻末に記されている本書を発表しようと考えた経緯に胸が熱くなる。

  • 思った通り、適当に(良い意味で)詩を作ってるのがわかって安心した。

    チバが惑星にエレベーターを建設する計画があるってニュースかどっかで聞いてそっからインスピレーション得て、「惑星にエスカレーター」って詩を作る逸話がおもしろい。

    ロッカーはググったり、答え合わせなんてしないのです。

  • リリィのぶっとんだ感じがどうにも好きなんだけど、作ったときのメンバーみんながぶっとんでたって書いてあって、なるほどそれじゃあ好きになっちゃうよね、って思いました。チバって稀有だよな。

  • いちごは木にならないし花は赤くないけど、それでもこの人の詩は何かが伝わってくるから、たとえ惑星にエレベーターで行くという無茶をしてもいいんだよなーと思う。

  • 詩集出てたなんて知らなかった…!絶対買う。
    チバがこれまでに書いた歌詞から抜粋しての詩集だそうで、表紙のチープさのわりに評価が高いので期待。
    ROSSOとか銀行強盗からも出てきたら嬉しいけど、やっぱりミッシェルと誕生日中心なんだろうなぁ。

    【4/18追記】
    読んだ読んだ!!
    もうね、最初のページから「世界の終わり」ってどうすればいいんだw順番的にはおかしくないんだろうけど心臓に悪いよ!!
    意外な曲がつながってたり、元になった歌詞が同じだったりっていうのが見えておもしろいです。
    銀行強盗どころかパフィーとか信近エリに提供した曲も入ってて感動した。ただジェニーがなかったのだけ残念…解説なくても入ってて欲しかった。
    自分で選んだのとスタッフさんに言われていれたので構成したって言うから、やっぱり人気ある曲は彼自身も気に入ってたんだなと思う。

    歌詞の下に書かれる、解説になってないゆるい解説がいい味出してます。
    ヴェルヴェットの解説の「何もルールがなくてすべてがうまくいけば、本当はそれが一番いいのにね」を見て、やっぱり私チバ好きだなぁと思った。
    2期ROSSO以降から歌詞の書き方が物語調のものが増えてタイトルのつけ方もがらっと変わりますね。
    誕生日になってからは歌詞に色気が出てきた。っていったらおかしいっていわれるかもしれないけど。
    というか「詩集」だって思って読んでても自然と曲が頭の中に流れてくるから本になった意味ないw

    一期ROSSOの「ネバーエンド・サンセット」の歌詞は初めて見たんですが、電車の中で泣きそうになるの我慢するの必死だった。
    小さい幸せを壊さないようにずっと過ごしたい、それ以上はいらないっていう(解釈正しいかわからないけど)気持ちはすごくわかる。
    音源化されてない曲なんですかね?調べてもぜんぜんヒットしないから。聞きたいなぁ。

    今までのことを「詩集」の形で振り返ったチバだけど、最後の三行見て、ああ、丸くなったなと思った。
    Thankyouは聞いたことあったけど、日本語で「ありがとう」って書かれるとなんか照れくさい。別に私に向かって言ったわけじゃないんだけど。
    ひらがなってすごいな、ありがとうっていいな。

  • THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
    The Birthday
    という、素晴らしい二つのバンドのボーカリストとして、日本のロックンロール界に確固たる地位を築き上げているであろう、チバユウスケさんの歌詞集です。

    なにしろもう、チバさんの描き出す世界観が大好きですので、、、刮目して読むのみ!という心境なのですが、いやあ、これは素晴らしい。恋は盲目、ならぬ、ファンは盲目、状態なのですが、何しろ大好きなのだからしょうがない。

    チバさんが、ホンマ素晴らしいなあ、と思うのは、ミッシェルとバースデーという、
    とにかく素敵なバンドの二つのフロントマンとして活躍し続けていることかなあ、と思う次第です。
    一つのバンドで、ロックシーンに名を刻むことすら難しいのに、既に二つのバンドを、それぞれ素晴らしい存在に高めていること。それを2016年の今現在、バースデーのフロントマンとして持続している事。これがもう、ほんま素敵やなあ、と思うのです。

    さらに、その主要バンドとしての創作活動と並行しつつ、
    ROSSO
    Midnight Bankrobbers
    THE GOLDEN WET FINGERS
    その他もろもろたくさん
    という別バンドや、ユニット活動、

    SNAKE ON THE BEACH
    というソロ活動までも、

    並行して行い続けていること。なんという旺盛な創作意欲なのか。どんだけタフやねん、という。

    そんなチバさんの、素敵な言葉の断片が詰まりまくったこの歌詞集ですもの。最高なのは間違いないのです。個人的に。

    本の中で、ところどころに登場するチバさん直筆の歌詞の文字が、すっごいエエ感じの文字なこと。これ素敵。

    で、あとがき、で、チバさんが書いていた、

    この先死ぬまでギター弾いて歌いたい。
    最後まで読んでくれてありがとう。
    ライブで会おう。

    というメッセージの潔さと、かっこよさと、あたたかさ。
    いやあ、素晴らしいのです。ホント。泣けるなあ。

  • 詩にリズムを感じる。ボクの大好きなフレーズが並ぶ。最高の詩集だ。

  • 公立図書館の詩集の欄に並んでいてびっくりした。なんと男前なチョイスなんだ。なにこれかっこよすぎるじゃないか。チバの、そう例えば猫の毛並みを逆撫でするようにザラザラした歌声が聞きたくなる。

  • 尖った言葉が突き刺さって優しい(文学部・4年生)

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著者プロフィール

チバユウスケ:THEE MICHELLE GUN ELEPHANT、ROSSOといったロックバンドのフロントマンとして活躍したのち、現在はThe Birthday、MIDNIGHT BANKROBBERS、The Golden Wet Fingersなどで活動中。1991年のデビュー以来、一貫した強烈なロックンロール・サウンドと唯一無二の歌声で、日本のロックシーンを牽引し続けている。

「2022年 『EVE OF DESTRUCTION』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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