- Amazon.co.jp ・本 (359ページ)
- / ISBN・EAN: 9784902800074
感想・レビュー・書評
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再読。当時を懐かしみながら。太田ファンとしては、彼の項も入った一冊が読みたかったなぁと…
人に歴史あり。
人生はわからないもので、その時々の選択と時代の流れによって左右されるのだなと。これを読む限りは、何が何でもバンドをやって、デビューして、のし上がって…なんて微塵も感じられない。葛藤はあれど、いい意味で流れに乗れてなるべくしてなった感じか。
世界観と演奏は素晴らしかった。「月光蟲」は今でも聴いてる。お気に入り。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
筋少を4人の視点で、それぞれが語った本。分厚い本だが、オーケン以外のメンバーもガッツリ語っている証拠で読み応えアリアリ。
凍結~仲直りまでの、四者四様が凄い。バンドって難しい。思っていたより売れてたのと、これ以上売れてるバンドはもっと問題を抱えてるんだなぁ・・・。という印象。
再結成もこの本も鍵を握っているのは橘高氏だった。
とにかく読んで、君達もっと筋少の話しろよぉ! -
特典の未発表音源CDが全曲ライブなんだけど、ツインギター筋少の初ライブ(89年3月24日)より「これでいいのだ」、85年3月31日渋谷ラ・ママでの「パヤパヤ」、そしてヤマハ主催「中高生バンド合戦」(82年12月2日)での「家族の肖像」「日本の米」!
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自称中二病の神、筋肉少女帯の自伝。オーケン以外のメンバーもそれぞれに闇を抱えつつもまた再結成してのほほんと活動している姿は本当に微笑ましい。
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4人の音楽人生が、それぞれの言葉で語られている。
自分が体験していないバンドブームというものの雰囲気が、なんとなーく分かった。
知りたかったこと(メンバー同士の関係性や「筋肉少女帯」への感情的な部分での思い入れ、オーケンの詩や世界観を他のメンバーがどう思ってるのか…等)に触れられてなかったのがやや不満。 -
橘高嫌いを公言して憚らぬ身だったワタクシとしては、
橘 高 、 正 直 す ま ん か っ た 。
オーケンの言うことは、嘘を嘘と(ry
見抜けるものが必要で全てを信じるのは無理だと思っているが、橘高の余りに赤裸々な言葉に吃驚した。人間的に誠実なヒトなのだろうか?
ロックギタリストである前に一人の人間として語っている気がする(得てしてミュージシャンって格好つけたがるのにね)。
復活は橘高の動きがあってこそ、ということを知ることが出来たし、太田さんともセッションしたことを語ったのは橘高しかいなかった。
ワタシにとってもドラムは永久欠番ですから。
でも、やっぱり橘高を見直しても貴方の作る曲がHalloweenに似てるから好きじゃない。 -
筋肉少女帯ファンにとっては目からウロコの1冊。大槻以外のメンバーのロングインタビューなんてなかなか読めないからね。