ちいさいいすのはなし (ハッピーオウル社のおはなしのほん)
- ハッピーオウル社 (2006年11月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784902528169
作品紹介・あらすじ
ちいさいいすは、おとこのことなかよしでした。おやつをたべるときもいっしょ、えほんをみるときもいっしょ。たのしいときはいっしょにわらい、しかられたときはなぐさめてあげて。でも、あるひ、おとこのこはいったのです。「おかあさん、このいす、いらないよ。もうすわれないもん」。
感想・レビュー・書評
-
大切にされた物には巡り巡ってまた会えるのかな。
今の物って使い捨てみたいな物が多いから、ずっと使い続けられる物に憧れもある。
でも高いんだよなー。。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
〝ボクは、椅子です。小さい子供用の椅子です。 材木のボクを椅子にしてくれたのは、家具づくりのお爺さんでした「小さい子どもと 仲よくしてくれよ」お爺さんは、そう言って、皺だらけの手でボクを撫でました〟・・小さい椅子は、男の子と仲良しでした。おやつを食べる時も一緒、絵本を見る時も一緒。楽しい時は一緒に笑い、叱られた時は慰めてあげて。でも、ある日、男の子は言ったのです「お母さん、この椅子、いらないよ。もう座れないもん」・・児童文学作家<竹下文子>さん作<鈴木まもる>さん絵による、心温まる小さな椅子の物語。
-
言葉が心底やさしくて、穏やかです。
-
森に座るシーンで風の音や森の音を感じた
-
図書館本。次女に借りてきた本を長女がもれなく読むシリーズ。職人の作った椅子が長旅を経て元の持ち主に戻ってきます。
-
こどもにかりたが長いので。こどもにもおきにいりのちいさないすがある。このいすにすわれなくなったら、どうつきあっていくのかなぁ。
-
良かった
-
いつかはその役目を終える物の、その結末というか落としどころは難しいなぁと思う。
想定する読者の年齢にも、よりますね。 -
「なまえのないねこ」と同じ作者ということで手にとってみた。かなり好み。
2年生の読み聞かせで「前に読んだ”なまえのないねこ”は憶えてる?」と聞いたら、「憶えてる」という嬉しい声。
矢野絢子の「ニーナ」を思い出した。 -
こういうお話、大好きです♪偶然だけど やはり必然!!