江戸時代のロビンソン―七つの漂流譚

著者 :
  • 弦書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784902116588

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  • <目次>
    はじめに 「海の論理」
    序章   漂流の背景
    第1章  無人島漂着編
    第2章  異国漂着編

    <内容>
    江戸時代の遭難譚は、大黒屋光太夫の話やジョン万次郎、ジョセフ彦(浜田彦蔵)が有名だが、それ以外にも多くの命が海の藻屑と消えた。この本は、江戸時代の文献に直接あたり、その分を引用しつつ、7つの話をまとめている。現代語訳せずに、長々と引用が続くためとても読みにくい(著者はそれが意図なので、まったく気にしていない)。私の知っている「無人島長平」以外に、尾張藩の重吉の話などは、なかなか涙ものなのだが、如何せん入っていけない。

    逗子市立図書館

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著者プロフィール

1952年福岡市生まれ。東京大学人文科学研究科博士課程修了。西南学院大学国際文化学部教授を務め、2010年9月10日逝去。著書に『ロビンソンの砦』(青土社)『ロビンソン変形譚小史』(みすず書房)『江戸時代のロビンソン—七つの漂流譚』(弦書房、新潮文庫)など。

「2010年 『幕末のロビンソン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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