影の磁力

著者 :
  • 幻戯書房
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本棚登録 : 27
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784901998932

作品紹介・あらすじ

なぜ、鉄道や団地、天皇制にこだわり続けるのか-。影なる存在に魅了された政治学者の基軸にせまる。

感想・レビュー・書評

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  • 250ページ2600円、高いんだよね。ガイブン小説なら我慢するけど、翻訳料もないわけやし。書評とか文庫解説とか悪く言ったら寄せ集めやん。正直言うと値段で手が出えへんくて、古本で見つけて半値で即買い。
    いや、中身はええ書評集よ。鉄道も好きやし、本業の政治学者としても天皇の祭祀を退位とリンクさせて語ってくれてんのハラテッチャンくらいやった気がするしって考えたら、ガイブン絡み以外では書評書く人の中では一番ツボかも。松本清張とか桐野夏生とか文芸面でもええとこ突いて来てる。

  • かねがね著者の書かれる文章は上手と思う。
    政治思想史の研究者の著作というよりは、作家の著述という印象。
    「大正天皇」以来、いくつかの本を読んでそう思う。

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著者プロフィール

1962年生まれ。早稻田大学政治経済学部卒業,東京大学大学院博士課程中退。放送大学教授,明治学院大学名誉教授。専攻は日本政治思想史。98年『「民都」大阪対「帝都」東京──思想としての関西私鉄』(講談社選書メチエ)でサントリー学芸賞、2001年『大正天皇』(朝日選書)で毎日出版文化賞、08年『滝山コミューン一九七四』(講談社)で講談社ノンフィクション賞、『昭和天皇』(岩波新書)で司馬遼太郎賞を受賞。他の著書に『皇后考』(講談社学術文庫)、『平成の終焉』(岩波新書)などがある。

「2023年 『地形の思想史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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