- Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
- / ISBN・EAN: 9784901784429
感想・レビュー・書評
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作者のすさまじいほどのエジプト愛がほとばしる一冊。
300ページ超とかなり分厚い本なんですが、なんとビックリ、全ページ絵のみならず文字もすべて手書きで書かれています。
いま試みに文字ばかりのページの文字数を数えてみたら、26文字×25行×2段=1300文字…。絵と文字のページもボリュームがすごいし、これ、執筆にどれぐらいの期間を費やしたんだろ…
そんな情報量がもんのすごい本でありますが、堅苦しい描き方ではないのでとても読みやすかった。
ツタンカーメンやラムセス二世、そしてクレオパトラなど超有名どころはもちろん、聞いたこともないようなフォラオや発掘史の話なんかも盛りだくさんなんですが、作者の知識と愛の深さゆえにめちゃくちゃ面白く読める一冊となっています。
キャンドゥで古代エジプトグッズをたまたま目にしてなんとなく興味を持っただけの、超ライトユーザーな私でも楽しめたので、ご興味のある方はぜひ。
この本のおかげで古代エジプトにかなり詳しくなれた自信があるので、(忘れる前に)また古代エジプト展が近場であったら行ってみたい!
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目次
●MYTHOLOGY〜神々の絵巻〜
●HUMAN〜エジプトを世界に紹介した男たち〜
●【番外編】ぴょろ〜ん紀行
●PHARAOH&HISTORY〜ファラオ140人全員集合〜
●SPHINX〜謎が謎呼ぶグレート獅子〜
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エジプトへの愛が計り知れないくらいの情熱のある1冊。
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この人は何者?!
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・古代エジプトの神話、発掘した人のエピソードなど
・漫画で解説、絵多め
・ヒエログリフを初めて解読した人物は情に溢れていた。語学も堪能で、五カ国以上の言語を話せた。いわゆる天才。彼の探究心からたくさんのことを学べた。
・アル・ギーザにある3つのピラミッドはオリオン座のベルト部分の配置と似ているという説があり、当時の天文学の凄さを実感。
・ピラミッドが建てられた理由も多くの説がある。
・エジプト紀行も掲載されている。やはり日本とは違いチップを請求される、遅延しすぎなどの難題もありそうな国。 -
神々の絵巻、エジプトを世界に紹介した男たち、ファラオ140人全員集合、謎が謎呼ぶグレート獅子…全編イラストづくし! 古代エジプト文明の全てが楽しく学べる一冊。
(2004年) -
図書館にてリクエスト本。2章めでいきなり長めの番外編の著者のエジプト旅行記が入ってきた。なぜ、この順番にしたのか。読んでて愚痴ばかりで嫌気がさす。入門編も愚痴っぽい感じだったのが引っかかっていたが。エジプトの押し売りに対してぐちぐちと…たしかに多いのかも知れない。だが、読者として読んでて疲れたしエジプトへ行きたいとは思えなかった。この章だけ飛ばそうかとも思ったがもう嫌な気分にしかならなさそうだったので読むのを諦めました。あと手書きで所々読みにくい……どのような順番に読み進めばいいのか分からなくなった。
著者の個性というか正直、品がないなと思えてしまった。なぜここまで評価が高いのか? -
古代エジプトを説明した本。
「図鑑」とあるので、絵や写真が多いのかと思ったら、圧倒的に文字が多い。
写真もなく、全てのページが著者のイラストと手書きの文字で書かれているが、漫画のようなコマ割をしていてびっしり文字で埋め尽くされているので、どっちにどう読むのかわかりづらい。
時代順にファラオの説明のページは、ファラオ名とその説明という形でどんどん書かれているので、名前が覚えられないと登場人物が全然わからなくて理解できない。
知ってる人は大丈夫だけど、私みたいに何も知らない人間は名前の一覧が別であると助かるかなと。
あとエジプトの旅行記なんかも載ってます。 -
スフィンクスの謎、エジプト王朝フォラオ132人の全員解説、遺跡発掘に関わった偉人伝、エジプト神話、著者のエジプト脱力旅行記などを収めた全編イラストづくしでわかりやすい。
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これも何度も読みたい
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もうどうしようもなくエジプトのことが好きでたまらないのだという、著者のエジプト愛にあふれた一冊。
古代エジプトといえば、テレビなどでもたまに特番で取り上げられるが、そのときそのときで断片的な内容で、全体が良く分からなかったりする。
遺跡発掘や王位継承の歴史、著者自身のエジプト探訪記等、盛りだくさんの内容で、エジプトのことをひととおり知りたいなぁという人にはおすすめだが、本文・挿絵ともすべて手書きである点が好みが分かれるところか。
自分にとっては、少し読みにくく感じた。