Tahar Ben Jelloun(タハール・ベン・ジェルーン)
1944年モロッコ,フェズに生まれる.詩人,小説家.1973年小説第一作Harroudaを刊行.1987年La Nuit sacrée(『聖なる夜』)でゴンクール賞.2008年よりAcadémie Goncourtの会員としてゴンクール賞の選考にも携わっている.
主な作品に,『気狂いモハ、賢人モハ』澤田直訳,現代企画室,『不在者の祈り』文学の冒険,石川清子訳,国書刊行会,『歓迎されない人々─フランスのアラブ人』高橋治男・相磯佳正訳,晶文社,『砂の子ども』,『聖なる夜』いずれも菊地有子訳,紀伊國屋書),『娘に語る人種差別』松葉祥一訳,青土社,『火によって』岡真理訳,以文社ほか.
「2018年 『嘘つきジュネ』 で使われていた紹介文から引用しています。」