向田邦子、性を問う: 『阿修羅のごとく』を読む

著者 :
  • いそっぷ社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784900963634

作品紹介・あらすじ

向田邦子の驚くべき提案から始まったNHKドラマ『阿修羅のごとく』。性をモチーフに、家族のもろさ、個人の業の深さをあぶりだしにした不朽の名作の魅力に迫る!!

感想・レビュー・書評

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  • ドラマファンには楽しい本。
    新しい発見があるわけではないけれど、あーあの時こんなだった!とか思い出して楽しむのに向いている

  • 昭和の名作ドラマ”阿修羅のごとく”の解説本。
    タイトルのごとく、性に重きをおいた展開で、このドラマはそういう風にもとらえられるんだと発見。
    そこまで深読みはしてはしていなかったなぁ。
    向田邦子は”阿修羅のごとく”で女の業みたいなものを描こうとしていたのかな。

  • TV

  • 2014.12.28読了

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著者プロフィール

1947年兵庫県生まれ。77年早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。
日本女子大学名誉教授。
著書に『開いた形式としてのカフカ文学』(鳥影社)、『向田邦子「冬の運動会」を読む』(鳥影社)、『向田邦子、性を問う─「阿修羅のごとく」を読む』(いそっぷ社)、『それとは違う小津安二郎』(鳥影社)。
翻訳にフォルカー・クロッツ『閉じた戯曲開いた戯曲』共訳(早稲田大学出版部)。他に『タウリスのイフィゲーニエ』試論(日本ゲーテ協会会長賞)、溝口健二『祇園の姉妹』─男性社会に反逆する芸者(『アジア遊学』118号)、向田邦子『家族熱』ノート(『ユリイカ』2012年5月号)、『精選女性随筆集第11巻向田邦子』解説(文藝春秋)、ドラマ『あ・うん』の一考察(『向田邦子文学論』向田邦子研究会編新典社)など。

「2024年 『向田邦子『あ・うん』ー「青りんご」まで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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