命もいらず 名もいらず (WAC BUNKO 265)

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  • ワック
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  • Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784898317655

感想・レビュー・書評

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  • ネットワーク 情報 推測 その前にあるべき社会の姿が明確に見えていること
    そして滅私 行動 素早さと恐れなさ

  • 38

    西郷隆盛について、ざっとわかる1冊。

    西南戦争は、
    「第2の維新を夢見た」というのはなんか違うとおもう。
    それこそ大河で描かれたように、
    「武士というものを引き連れて、終わらせた」
    とみるほうがしっくりくる。

    敬天愛人!

  • NHK大河ドラマで放送しているので、人物を知りたくて読んだ。義を重んずるが、変化を求めた人物だと思う。大久保利光との仲たがいは、運命なのだろう。人が寄り添う人とはこういう人の事を言うのだろう。鹿児島で今も人気が高いことが理解できる。西南戦争での敗戦は、無念だったろうが観念も早かった。

  • 当時の薩摩の考え方や、西郷隆盛がどのようなあり方で生きたかが記された一冊。

    薩摩藩士の厳しい生き様、その中で磨かれた維新の志士たち、西郷隆盛の考えが「私」から「公」に変化していくその過程に、本を通してふれることができたように感じました。

    ゆっくり時間をとれるタイミングで読めてよかったです。

  • 西郷という人はなんとも不思議で魅力あるひとだ。彼の赦す力は尋常ではない。「恨みは引き受けもんそ」彼がいたからこそ暴動が起きなかった。最後の兵をあげたことは西郷の本心ではなく私学校の奴らにかつぎあげられてしまったんだね。残念だ。子供のころからの付き合いがあった大久保と話しあって力を合わせて新政府を作っていくことができなかったのだろうか。。西郷は理想主義で甘いのだろうか。大河ドラマ西郷どんじっくりみてみよう。

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著者プロフィール

昭和35年12月24日愛知県名古屋市生まれ。東京大学法学部卒業後、富士銀行入行。資産証券化の専門家として富士証券投資戦略部長、みずほ証券財務開発部長等を歴任。平成20年6月末でみずほ証券退職。本格的に作家活動に入る。
著書に『白洲次郎 占領を背負った男』(第14回山本七平賞受賞)、『福沢諭吉 国を支えて国を頼らず』『吉田茂 ポピュリズムに背を向けて』『佐治敬三と開高健 最強のふたり』(以上、講談社)、『陰徳を積む―銀行王・安田善次郎伝』(新潮社)、『松下幸之助 経営の神様とよばれた男』(PHP研究所)、『西郷隆盛 命もいらず名もいらず』(WAC)、『胆斗の人 太田垣士郎―黒四(クロヨン)で龍になった男』(文藝春秋)、『乃公出でずんば 渋沢栄一伝』(KADOKAWA)、『本多静六―若者よ、人生に投資せよ』(実業之日本社)などがある。

「2022年 『稲盛和夫伝 利他の心を永久に』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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