読む年表 日本の歴史 (WAC BUNKO)

著者 :
  • ワック
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784898317112

作品紹介・あらすじ

この一冊で日本史通になる!戦後70年、いよいよ日本の時代!素晴らしい国・日本の歴史を知る!オールカラーだから見やすい。図版たっぷりだから親しみやすい。ルビ付きだから読みやすい。年代順だからわかりやすい。

感想・レビュー・書評

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  • とても好きな渡部先生の本だ。
    逆を言えば、渡部昇一の歴史書感は強いため、これが全てではない。
    他の歴史書も合わせて読んでいきたい。
    ほんの構成としてカラーが多く、項目が綺麗に別れているため、わかりやすく読みやすいと思う。

  • 神代から東日本大震災の日本歴史を解説

  • 戦後日本の言論空間に風穴を開け、「知の巨人」と称された文明評論家・渡部昇一(2017年没)による「正しい日本の歴史」。神話時代の天照大神に始まり、紀元前660年に行われた神武天皇の即位・仏教伝来・鎌倉~室町幕府・戦国時代・江戸幕府・明治維新・第二次世界大戦、そして尖閣問題・東日本大震災まで、GHQに洗脳された日教組やマスゴミによる自虐史観を真っ向から否定して本来の日本人が知るべき歴史の真実を明らかにする。

  • 独断に満ちた日本史の物語 一般の方にはお勧めできない
    どうしてこういう悪意に満ちた「日本史」を書けるのだろうか?

  • ちょっとびっくりしたのは、確かに、一項目読むと満足感が得られる。この「分かった感」は滅多にないと思う(個人の感想です)。

  • どの歴史の本も著者の立ち位置により見解は違いますが、現代社会に生きる70歳代以下の私たちが自虐史観により習う事の出来ない部分にスポットライトを当てているところがとても読み応えある本でした。
    紀元前660年から始まる古代、実際の親子関係をうまく子どもに教えづらい南北朝の中世、もし家康ではなく秀吉の時代が続いていたら鎖国はしなかったかも知れないと渡部昇一さんの見解が興味深い戦国時代、歴代最高将軍や役人の失策を紹介した江戸時代、現代とは違う世の中なんだろうなぁと思う明治編、公立学校教師では逆立ちしても正しく教えることが出来ないであろう大正・昭和編、歴史の授業ココから遡るように辿ったら面白いんじゃないかと思う戦後編。
    特に心に刻まれたのは、西南戦争の評価をしたからこそ日露戦争に繋がっていくとの記載には、歴史のその部分に学びが多くありそうな気がしました。

  • 2018年、20冊目です。

  • あくまでも渡部昇一史観ですが、そう割り切って読むと腹も立たない。逆に、話が単純化されていて歴史の流れだけを識りたいたいと思う者には分かりやすくなっていると感じる。

    ただ近代になると、渡部昇一氏の思いが強いためか、どうしても一面的な解釈となり、特に中国に対して強い差別的嫌悪の様なものを感じてしまう。とは言いながら、自分の中にもある意味著者と思いを同じくする所もあったりするし(それを対外的に表現するかどうかは別問題)、若い世代に日本人としての誇りを持ってもらいたいという思いにも賛同する。

    しかし、日本の行って来たことは全て正しかった様に解釈するのはいくらなんでも都合が良すぎるだろう。日本人としての誇りは、必ずしも絶対的・盲目的自己肯定から生まれるのではない(最近日本の素晴らしさを売りにする本やインターネットでの記事を目にする事が多く思うが、私には全てウサン臭く思われる)。







  • (読む年表)とか(よくわかる)よりも、「日本の歴史」の前に(渡部昇一的)とか(渡部昇一が考える)という言葉をかぶせた方がしっくりくる。かなーり私情が入ってます。かたよってます。右寄りです。大正・昭和篇以降いきなり右!
    アメリカと中国は相当悪者になってるし…いや、わかりますよ。通州事件とか、東京裁判なんか読んでると奴らに腹が立って仕方ないけど…
     最後の「2011年 東日本大震災」の章で、阪神淡路大震災のときには社会党が、東日本のときには民主党が政権を取っていたと説明し、「史上最低の内閣」をつくることを許した国民に天神地祇が怒って災いを起こしたのではないかと言い、最後に「これから我々日本人は、少なくとも国旗や国歌を尊重し、靖国神社に参拝するような、そして国を護る自衛隊や海上保安官、治安を護る警察官を尊敬する人たちだけを選挙で当選させなければならない」と締めくくる。
     …右でしょ?

  • これ、若い時に出会っていたら、国史好きになっていただろうなあ。小中学生さんたちにオススメ!

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著者プロフィール

上智大学名誉教授。英語学、言語学専攻。1930年、山形県鶴岡市生まれ。1955年、上智大学大学院修士課程修了後、ドイツ・ミュンスター大学、イギリス・オックスフォード大学へ留学。ミュンスター大学における学位論文「英文法史」で発生期の英文法に関する研究を発表。ミュンスター大学より、1958年に哲学博士号(Dr.Phil.)、1994年に名誉哲学博士号(Dr.Phil.h.c.)を授与される。文明、歴史批評の分野でも幅広い活動を行ない、ベストセラーとなった『知的生活の技術』をはじめ、『日本そして日本人』『日本史から見た日本人』『アメリカ史の真実(監修)』など多数の著作、監修がある。2017年4月、逝去。

「2022年 『60歳からの人生を楽しむ技術〈新装版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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