- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784898154663
作品紹介・あらすじ
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この本の中には、素晴らしい家族がいる。とりわけ素晴らしい子供たちが。
読んで、泣きそうになり、中1の息子を抱きしめに行ったら「暑いからやめて」といわれた。
加瀬さんの子どもたちは、ぼくのところとちがってまだ「使用前」だ。
―― 高橋源一郎(作家)
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たまらなく可愛くておかしな男の子たちの写真と、クセになる文章で大人気の子育て写真ブログ、待望の書籍化!
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お父さんはカメラマン。天才と言われることもある。
「仕事が一つも無くなってから一週間目。ちょっとした休みのような気分で過ごす。
全然大丈夫。二週間目。家の周りを散歩しすぎて行く場所がなくなるが、まだ大丈夫。
三週間目。ツバメが必死に餌を運んでいるところや、宅急便の人が走ってるのを見ると堪える。
一ヶ月目。嫁さんにパートをしないかと勧める。」
(ある日の日記)
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少々頼りないけどひょうきんな父と、家庭を支えるおおらかな母、愛くるしい3人の息子たち。
笑って泣いて、深呼吸みたいな子育て写真ブログ。
読むほど元気が湧いてくる一冊!子育ての妙薬!
感想・レビュー・書評
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家にわりと居がちな(笑)カメラマンの彼が
日々、子どもたちと触れ合う中
妻や子供たちとの日常を
観察したり、おもしろがったり、
ぐちったり
ぼやいたり
日常をきりとってブログへ綴る。
ほっこりしたり。
ぷぷっと笑えたり。
ぎょぎょっとしたり。
楽しく読ませてもらった。
いい家族だな~と。(写真からもあふれ出てるよ)
しかし!
自分が嫁さんの立場だったら
自分の日常をさらされるのは勘弁だな~(笑)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
日記というか、日記形式のエッセイとでも言いましょうか。
家族(妻とふたりの幼子)とのやり取りや自分の思い出話等など。
カメラマンをされている著者なので、息子たちを中心に沢山写真も載せていますが、家族目線の日常を切り取った飾りのない写真の数々にホッコリさせられました。
そして息子たちや「嫁さん」とのやり取りが面白すぎます。
そして子どもたちとの日々だから?(とも言い切れないですが)ウ◯コ、ち〇〇ん等のシモネタがちらほら出ますが、これも何だか微笑ましい。
そこに日々の幸せが見えてくるようです。 -
ささやかな幸せがたくさん載っていて家族っていいなって思った。
加瀬さんと奥さんのなんでも言い合える関係が素敵。 -
図書館で借りてあっという間に読んだ。ダカフェと似てるけど、大阪色が濃くてこっちも好きだ。こんな文章や写真つくりたい。
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カメラマンの加瀬さんが、
あまり仕事のなかった時期に撮っていた息子たちの写真と
ブログに書いていた文章をまとめた本。
息子たちの自然な表情があまりに素敵すぎて素晴らしい。
生活の中のそのままの空気がそこにある。
ありがちなんだけど、旦那さんが書く文章の中の奥さんてイラついてることが多いので
ちょっと気の毒だったりする(笑)
それも自然な姿なんでしょうけども。 -
面白い。今書いてる日記を、こんな風に楽しく書きたいと思った。
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のっけから序文に「そろそろやめどきかな」と書きながらも子育てブログはいまも続いているようで、生まれたばかりの三男が大きくなって(三歳ぐらい?)二冊目が刊行された。嫁さんに「小さい幸せ見つけるのうまいな」とつぶやかれる日常が続く。
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写真も文章も、おいおい?!大丈夫??!ってツッコミどころ満載で、愉快!
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キッチュな子ども写真というジャンルでは小鳥くんほどのインパクトはないけど、オフビートな文章と合わせてほっこり満足度高し。