- Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
- / ISBN・EAN: 9784895859349
作品紹介・あらすじ
物質はすべて原子で成り立っている。人間もその例外ではない。私たちの血液には鉄の原子が含まれ、骨はカルシウムででき、呼吸することによって酸素を体内に取り込みながら、私たちは生きている。だが、このような原子はいったいどのようにして生まれたのだろう。私たちは、単なる比喩ではなく、文字どおり「星のかけら」であった。私たちの身体は、ビッグバンから超新星の爆発にいたる宇宙の出来事と直接かかわっていたのだ。SFを超える豊かな想像力と推理小説を凌ぐ面白さで、難解なテーマを一般読者にもわかるようにやさしく解き明かした科学読み物の傑作。
感想・レビュー・書評
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最近物理系の本を読んでることもあり、思い出して本棚より出してきた。
難解であること自体はそもそもこの分野への当方の理解不足に由来するゆえひとまず差し置いて、何か今ひとつ乗れなかった。
これは当方の単なる好みなんだろうが、こういう概説史的記載はあまり興味がそそられない、どこか焦点が散漫に見えてしまうんですな。
そういや最初読んだ時もそのような感想を抱いた気が、、、己の成長があまりに無さ過ぎる事の方にむしろ愕然とするな。。。 -
見た目は絵本のようですが、内容はとてもしっかりしたものです。
やや難しい内容かもしれませんが、マーカス・チャウンの説明は丁寧で分かりやすいです。
サイモン・シンの"宇宙創成"も良かったですが、
個人的にはこちらの方が丁寧な印象でした。
何度読み返しても面白いですね。 -
難しすぎて、途中で挫折。最初のうちは面白く、分かり易かったのだけど。物理の素養がなくて残念。