トラさん、あばれる

  • 光村教育図書
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  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784895728737

作品紹介・あらすじ

ぎょうぎよくするのには、もううんざり。さわぎたい。はじけたい。トラさんは、ずっとそう思っていました。だから、あばれることにしました。でも、すこしやりすぎちゃったかな?2014年度ボストングローブ・ホーンブック賞大賞受賞。

感想・レビュー・書評

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  • 自分らしく。
    そのためには一歩踏み出してみることも大切。

  • お行儀良く暮らす生活に嫌気がさし森で自由に暮らすことにしたトラさん。その内寂しくなって街に帰ると‥。わおお!と叫ぶシーンがあり子供と読んだら楽しいかなと思い手に取りましたが、高学年〜大人向けの本でした(お行儀良く暮らしていない幼児には難しかったよう‥)。

  • みんなが「ぎょうぎよく」暮らしている動物さんたちの街。きちんと服を着て、みんな背筋がピンッとしているのが可愛くて笑える! そりゃ我慢できなくなって当然ですよね。で、暴れてみようとしたのがトラさん。独りで野生生活を楽しんだけれど、やっぱり友だちが恋しくなって、また「ぎょうぎよく」生きるのかな、と思ったら…あれれ? このラストが実に楽しい!

  • 現状維持につい陥りがちな自分だから、『いまのままでいい。みんながそうおもっていました』の出だしにドキッ。何となく痛いところを突かれた気になった。
    トラさんの願望は小さな子どもの願望でもあるのかな。文は短く単純なストーリーだけれど、“まぁ無理しないで生きようぜ”的な何やら奥が深いテーマを感じる。
    2歳10ヶ月の息子は単純に出てくる動物に喜び、服を脱いだトラさんにテンション上げてニヤニヤ。そういえば彼も服を脱ぐと生き生きと走り出すなぁ…w

  • 野生のロボットの作者、ピーターブラウンの絵本。
    動物たちの表情や動きがイキイキしていていい。
    森をかけまわるトラさんがとても気持ちよさそうだ!

    もうすこしあばれてもいいんじゃない?
    は、みんなと同じように、目立たないように、
    行儀よく生きるのに必死な小学生たちに、
    そして大人たちにも。ハッっとさせられる。

  • 子どもたちに…と思ったけれどあまり内容がなかったので親が読んで終了

  • 都会の中で礼儀正しく紳士として生活しているトラさん、少し暴れたくなって、どんどん暴れて開放されて、でも気がつくと。でも都会の生活も少し変わったみたい。

  • <MR. TIGER GOES WILD>
      
    装丁/城所潤+岡本三恵(ジュン・キドコロ・デザイン)

  • 赤ちゃん向きではないけど、絵が好き。内容もよい。分かるようになったらまた読んであげたい!

  • トラさんのすんでいる町に行ってみたい。
    そして一日どうぶつになってどうぶつのみんなとあそびたい。

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著者プロフィール

ピーター・ブラウン 作家・イラストレーター。アメリカのニュージャージー州で育つ。アートセンター・カレッジ・オブ・デザイン卒業。絵本に『トラさんあばれる』(光村教育図書)、『ふしぎなガーデン 知りたがりやの少年と庭』(ブロンズ新社、2014年ボストングローブ・ホーンブック賞大賞)、イラストを担当した絵本に『きょうふのおばけにんじん』(2013年コルデコット賞オナーブック)『きょうふのおばけパンツ』(共に学研プラス)などがある。ニューヨーク在住。

「2021年 『帰れ 野生のロボット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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